ラリーガ第2節 久保vsセルタ オヤルサバルいない方がやっぱ良い

開幕節（記事はこちら）のジローナ戦は久保の得点もあり個人では輝いたが勝ちきれず引き分け発進となったソシエダ。
シルバ引退の影響をなんとかしたい中でのセルタとの一戦をざっくりと振り返ります。

久保はまたもや輝くも勝ちきれないソシエダ

スタメンは
オヤルサバルが抜けてバレネチェアが左に入り、久保はいつも通りに右MF。

先制点は久保が2人からのマーク受けても抜き切ってあげたクロスからバレネチェアが決めた。
下の画像のようにボールさえくれば久保が崩してくれる↓

全体的にはオヤルサバルよりもバレネチェアの方が全体的なバランスは良かった。
オヤルサバルはサイドを起点に中央に流れ込んできてのコンビネーションで飛び込んできたいプレーヤーなので、久保が使いたい中央のスペースを消してしまうので相性があまり良くない。
その点バレネチェアはサイドで張ってで仕事ができるので、開幕節よりも久保が中央のバイタルエリアに入ってきての仕事もできるようになったのは良い状況。

しかし、シルバの引退に加えてメリーノの不在で最終ラインと中盤の構成力が低下しているので、去年の良い時のようにサイドや前方で待っているだけでは、ボールが全然来ない（アシストのシーンくらいしか良い形でボールは流れの中でほぼ来なかった・・・）

そうすると久保が中央に入り込んだり下がったりビルドアップを手伝わなければいけないのだが、そうしたら誰が崩しをやるの？状態になってしまっている。

1トップのメンツも前でボールを収めて起点になれたスルロットがいなくなり「使ってもらってなんぼのフェルナンデス」と、「1人でゴリゴリ俺行きたいですのサディク」のどちらかなので、そこに至るまでの潤滑油の役割も必要で久保がもう1人いないと回らない状況になっています。（まじでシルバが欲しい）

昨シーズンの順位的に先制したし取りこぼしに感じる展開だが、後半はもうボコボコでよく引き分けに持ち込めたなという内容でゴールキーパー様様の試合でした・・・

まとめ

正直開幕２連敗でもおかしくない試合内容だった2試合をプラスに捉えるベきなのかが、判断に迷う試合が続くソシエダの次節以降はラスパルマス→グラナダとボトムハーフが予想される格下チームとの試合が続くので、この間に特にビルドアップの問題をなんとかしていきたいです。