アーセナルを含めて3つ巴の優勝争いの真っ只中での頂上決戦。
2人の子供を寝かしつけてボロボロの週末終わりでも24:45まで、なんとか起きて見ました!
眠気が吹っ飛び、さらにこの試合に日本人選手がいることの興奮からの大きな声で、2回子供を起こしかけながら見た大熱戦をざっくりと振り返ります。
ハイテンポの中で異なるスタイルのぶつかり合い
前線からのハイプレスをベースに相手を窒息させるかの如くのハイテンポのサッカーを仕掛けるリバプール。
ボールを速く動かしながら、人の入れ替わりから相手を崩すパス主体を基盤としたハイテンポサッカーのマンシティ。
人が速く動いてのハイテンポ
ボールを速く動かしてのハイテンポ
動かすものの主体が違うながらもハイテンポ、しかも世界最速レベルの両チームの試合。
盛り上がらないはずがありません。
基本的なスタイルな噛み合いでの興奮度+
より試合をエキサイティングにしたのがリバプールの守備。
守備の基本というのは、CBが一枚余ってリスクを担保することです。
結果、CFの前からプレス時には相手の守備陣が一枚余ることになります。
しかし、リバプールはCBを余らせず、シティの3枚の組み立てに前線3枚で潰しに行きます。
前からの守備で組み立てを阻害できるメリットの代わりに、最前線を突破されると一気にピンチになることになります。
前半はシティペース、
後半はリバプールペースに
なったこの試合。
この最前線と最後尾での戦術の駆け引きでキーマンになったのが、日本代表のキャプテンでした。
相手のアンカーはアンカーが潰す
プレー集を見るとデ・ブライネとの攻防が多めですが、シティの前線は遠藤の両脇を狙いました。
これはアンカー(1枚で守るボランチ)を採用するチームを攻略するときの定石です。
アンカーは真ん中の持ち場を離れづらいので、このポジションを活用できたシティペースで前半は進みました。
だが、ここで下がらないのがリバプール。
前半の途中からアンカー脇の相手選手にCBの選手が前に出て止めるようになり、少しづつシティの攻撃は落ち着き後半開始のリバプールの同点弾から、潮目が変わっていきました。
選手採点でも遠藤は高評価を受けていますが、
ここからのプレイぶりが高評価の大きな一因だと感じます。
変わらず3枚の組み立てに3枚で潰しにくる攻防でシティのアンカーのロドリが下がって組み立てを助けようとする中で、
ロドリにボールが渡った瞬間、少し遠目にいる遠藤がパスコースを消しながら猛プレスで奪いに行けてました。
(実際何度か奪い、決定機創出もしてました。)
前述の通り「アンカーは持ち場を離れては行けない」という定説があるのですが(アンカー=錨の意味通り)、
●持ち場でしっかりとボールを刈り取る時
●持ち場を離れてカットしながら、自分も前に侵入する時
と、アンカーの次のステージに入ってしまった試合でした。
それができるのは、CBが前に出てきてくれてアンカーの持ち場を押し上げてくれるという前提があるので、日本代表ではできないでしょうが・・・・
能力的には富安がいるので、できますがリスクが高い戦術を森保監督は取れない人なので(^◇^;)
試合は1-1で終了
局面局面での攻防。
シティのハイテンポの殴り合いに付き合うときの破壊力。
そして、スタジアムの熱気。
この試合に日本人選手が出場しているだけでなく、
紛れもなく主役の1人を演じきり、
世界最高のアンカーの証明になるようなプレイぶりを
見てしまったことにより、
見終わった興奮のあとなぜかセンチメンタルになってしまった試合でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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