優勝争いを続けながらお互い、
神戸は斎藤未月が抜けてからのバランスの悪化
マリノスは過密日程に伴う主力のコンディションの悪化
などなどの理由で勝ちきれなかったり以前のように快勝の試合が減っていた両チーム。
しかし、前節の上位決戦で神戸はセレッソを、マリノスは鹿島に競り勝ちお互いに土俵際で踏ん張る快勝を披露した両者。
最高の段取りを経ての今シーズンの優勝の行方の命運を賭けた頂上決戦をざっくりとまとめます!
MOMは神戸の本多、ロペスを完封
●マリノスのスタメン
トップ下に西村が戻りボランチは渡辺と山根がコンビを組んだ
●ヴィッセルのスタメン
汰木が欠場し飯野が右、武藤が左に入った。
お互い苦しい時期を乗り越えるために原点に戻り復調してきた段階での試合。
神戸は再度、大迫へのロングフィードからのシンプルな攻撃。
マリノスはサイドの突破力からの崩しとポゼッションをベースにした攻撃。
と、お互いのやりたいサッカーが噛み合い、
基本マリノスがボールを保持するの中で、神戸はシンプルながら効果的な攻撃を返す試合展開で進んでいった。
両チームの結果を左右した部分は
●大迫vsエドゥアルド
●本多vsアンデルソンロペス
のお互いのストライカーのマッチアップでの結果。
高いラインのマリノスディフェンスラインに対して、大迫が前線の中央で負けないで起点になりファウルでしか止められなかったエドゥアルドに対し、本多が空中戦でも勝ちロペスをサイドに押しやったこの2局面での神戸の優性がこの試合の全てと言っても過言ではないほど重要なマッチアップでした。
とにかくこの部分でゴール前に辿り着けるまでの労力が段違いでした。
後半の70分に大迫が交代した直後に初瀬が負傷して本多が右に移らざるを得なくなって、ロペスvsミューレルのマッチアップになった際に少し不安定になったが、マテウスとのマッチアップでもしっかり抑えてピンチを防いだ本多の安定感がこの試合の神戸の快勝に繋がりました。
まとめ
内容的にも完勝しマリノスとの勝ち点差を4とした神戸ですが、
鹿島→湘南→名古屋と上位と下位の試合相手が続きまだまだ油断ができない試合が続きます。
敗れたマリノスはACL山東泰山戦のあとカップ戦の浦和戦をし、その後札幌戦をし再度ACLとリーグ戦の終盤での過酷すぎる過密日程が待っています。
70分過ぎからの出力を上げなければいけない時間帯に分かりやすくガス欠したように、チーム全体の疲労感が隠しきれていないマリノスの試練はまだまだ続きます・・・・・
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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