31節 F東京 vs 広島前に出たいけど裏が怖いFC東京

2023年10月30日

前節、最下位の横浜FCに内容面でも上回れて0-1で敗戦とうまくいかないFC東京。
セレッソとの殴り合いに付き合うも引き離せずスコアレスドローに終わった広島。

不調の糸口を見つけたいFC東京と勝ち切ることの課題を解決したい広島の試合をざっくりとまとめます！

東京のCBコンビだとブロック組むべき

●FC東京のスタメン
ボランチが松木と原川のコンビでアダイウトンと仲川が前に入った
●広島のスタメン
エゼキエウと加藤がシャドーに入って満田は川村とボランチコンビ

うまくいかないFC東京の泣きどころをついてくるサンフレッチェ。
FC東京はラインを上げないと機能不全に陥りやすいです、目指しているポゼッションでの前プレスを活かすためにも前進しないといけないし、ボランチコンビも攻撃寄りで前に出て守備で価値を発揮するタイプなので、ラインをコンパクトにしてやっていきたいのですが、CBの2人は（特に森重）スピードに不安があるので、持ち場を離れて守備に行きたくないです。
自分が出ていって空いたスペースへ素早く戻ってカバーが不安なので、よくない時期はズルズルと下がってそこで押し込まれてしまい失点が最近のよくない状況のFC東京ですが、今節は再度勇気を持ってあげようとしている意向を感じました。

ただ、広島は幅広くいろんな攻撃ができるチームなので、1トップのビエイラがちょうど森重を誘い出すところくらいまで降りてきてボールを受けて、
●森重がこなければそのまま展開
●森重がついてきたらシャドーが空いたスペースに流れ込む
ができていました。

ここにラインの上げ下げやSBのフォローがFC東京ができればいいのですが、現状なんとか全体で押し上げようで一杯一杯な印象です。
全体の押し上げも曖昧になってくるので、攻撃は前の4枚で散発的に輝くになってしまい、攻守ともに広島が一枚上手なことを感じさせる結果となりました。

まとめ

しれっとまた4位まで順位を上げてきた安定感のある広島は次節札幌戦です。
Jで一番のバランス型とアンバランス型の対決なので、どう転ぶでしょうか？というか先制点取った方が勝つという試合になるはずなのでTOTOで予想しようがないですね(^◇^;)

よくないFC東京は新潟との一戦です。やりたいことを実践できているチームですが、タレント力は勝っているのでどうなるでしょうか？ただ攻守をつなげられる仲川がいないのが大きいか・・・

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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