31節 名古屋1vs1鳥栖 うまくいっているようでいってない名古屋

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前節不調のガンバにしっかりと勝ちきり8月以来の久しぶりの勝利を得た名古屋。
前節新潟としっかりやり合い1-1の結果となったやっているサッカーはぶれずにしっかりとできている鳥栖。

どちらも地力はあるがイマイチ波に乗り切れない中での一戦をざっくりとまとめます!

目次

カウンターの名古屋とポゼッションの鳥栖というわけでもなかった

●名古屋のスタメン
今節は和泉をシャドーに移してのスタメン
●鳥栖のスタメン
藤田・河原のボランチコンビ、前線の並びは前節と同じのメンツ。

スポナビさんの試合総評では名古屋のプレスに対してポゼッションの鳥栖というような記述でしたが、私の印象としては意外と「名古屋がボール保持して崩してくるなぁ」という印象でした。

ユンカーがいるのでポゼッションもできるので、一定の効果は出ていたのですが自陣深いところからの球出しで前方の広大なスペースへの走り出しで鳥栖の山﨑選手を退場に追い込んだように、やはり素直にカウンターでその能力を活かしたい選手と名古屋のメンバーであるように感じます。

数的優位になった名古屋は引き続き丁寧に崩し、この状況下で力を発揮する久保の崩しからユンカーが決め切って先制。
その後も攻め続けあとはこのまま1-0で勝利すればOKの終盤に鳥栖の底力で追いつかれます。

まず左サイドの久保選手と横山選手の1vs1で横山が抜ききれたこと、
中央で4vs2の局面で大外で余っている名古屋の選手がヘルプに行けなかったこと、
など名古屋側から見ると良くなかった部分も多い失点シーンですが、
両翼に久保・森下と攻撃的に振る舞う選手配置なので、この失点自体は折り込まなければいけない点だと感じます。
(単純に鳥栖の攻撃の質が高かったのもありますし・・・)

優勝の可能性がなくなった名古屋
シーズン始まってからずっと優勝争いをしてきた名古屋ですが、マテウスが抜けてからわかりやすく迷走して失速してしまいました。
この試合も今シーズンの代名詞であったウノゼロを狙うような選手構想ではなくなって、より前に出ていく選手配置でしたが苦しい時に戻りたい場所を無くした結果の引き分けとも言えそうです。

鳥栖はうまくいってない時期もあり、今節もなんとか引き分けの結果ですが残留はもう確定していて、これからはもう来季に向けての調整になると思います。
このチームは選手を根こそぎ持ってかれるので、現状は福岡に抜かれた田代の後釜探しと守備の再構築がメインになってくるかと思います。

まとめ

リーグ戦は残り3試合で来季も考えなくてはいけない時期になりましたね。
名古屋は残り試合でそもそもの基本戦術をどうするかを決めないと来季は一転下位争いとかになりそうです。
というか、長谷川監督の時点でカウンター一択だと思うのですが、やはりマテウスの代わりに森島を持ってきたところからの迷走なのでフロントの問題だと思う・・・・
次節は湘南戦です。

鳥栖は不安定だった守備陣の構築と組み立て部分の精錬ですね。変わらずサイドからの崩しは上位にも通じるし小野や冨樫も好調なのは良いことだと思います。
次節は横浜FC戦です。

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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