2次政権最初の3月シリーズは1分1敗の結果だった森保JAPAN。格下との対戦となったエルサルバドル戦の試合内容についての分析・感想記事です。
スタメンは4-1-4-1
森下が代表初出場。
表記としては4-3-3の並びでしたが、4-1-4-1で中盤が横並びの印象でした。フロンターレ出身者が5人、森下はユニバーシアードで三笘・上田・旗手と一緒にプレイし、堂安・久保はU-20時代から一緒にプレイとコンビネーションに関しては問題なさそうなメンバーでの試合となった。
試合全体の印象
エルサルバドルはオマーン・レバノンと同等くらいのレベルの試合相手。開始0分の一発目のロングボールでかぶってFKを献上しそのまま失点。
リスタートのビルドアップでミスしてPK献上でレッドカードと開始2分で試合の勝者は決定してしまう結果となった。
攻撃に関してはインサイドハーフの旗手・堂安を中心に相手のSBの裏を使いながら深みを作って崩したいという狙いはある程度できたので、収穫はあったと言える内容ではあったが、早々に相手が10人になってしまったのと、相手は終盤まで攻めに行こうとはしていた結果、守備を自発的にアンバランスになっていたので、評価が難しくなってしまいました。
守備はそれでも問題が目につく
前線からのプレスは非常に不安になるクオリティーでした。相手のアンカーと下がってきたトップ下の選手を誰がつくのかが後半で相手が2トップに変えてくるまで、ズーーと曖昧でした。。
中途半端に遅れて着くので守田の両脇が空くという悪循環・・・相手が10人なのでそこからの展開はありませんでしたが全然機能していませんでした。
上田個人はプレスを頑張るという意識は伝わってきましたし古橋に代わったら強度も上がったのですが、前からのプレスの課題はカタールW杯から変わらず残ってしまっていて、非常に不安になってしまいました。
次戦で何を試すのか?
次戦は実力的にほぼ同等のペルー戦です。
3月シリーズ同様にポゼッションの試験を続けるのか、カウンター戦術を今のメンバーで確認するのかの2択になると思います。
個人的には、現代表がベースにすべきなのはW杯でのカウンターリトリートなので、新しく入ったメンバーでまずそれができるのかの確認をしてほしいと思っています。
これからマッチメイクの難しさから、今日のように半強制的にポゼッションをしなきゃいけない試合が増えてくるので、相手に恵まれている次戦は相手をリスペクトしたカウンター戦術で良いのではないでしょうか?
まとめ
まぁ予想通りに大量得点差での試合になってしまい、評価が正直難しい試合になりました。
正直3-0になった時点で試合は決定して、あとは誰が取るのか状態になってしまったので、本当にマッチメイクの大切さと大変さを実感する試合となりました。
次戦はペルー戦です。
相手もしっかり仕上げてもらって歯ごたえのある試合を心より期待します。
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
各選手の採点もアップ予定なので、
良ければ読んでください〜〜