代表ウィークでの中断を経て再開されたJリーグの第27節。
前節、FC東京相手に攻守ともに上回り完勝した福岡。
優勝のために勝ちが必要なのに下位の横浜FCに追い付かれて1-1で波に乗り切れない名古屋。
上ばかり見ているうちに4位がすぐ後ろにきている名古屋が難敵・福岡に勝利して再度上昇できるか注目の一戦をざっくりと振り返ります。
アビスパの試合巧者っぷりが素晴らしい
●アビスパ福岡のスタメン
山岸がトップに入り、金森と紺野のシャドーの布陣
●名古屋グランパスのスタメン
マテウスがいなくなった後のお馴染みのメンバーでの11人
46分の永井とユンカーの2人だけでの崩しが一番のチャンスだったように、このチームは速い攻撃が1番の武器なのが良くわかる試合でした。
前線の3人に両ワイドが絡んで、機を見て稲垣が上がってきて厚みを作るのが名古屋の良さだったのですが、マテウスが抜けて一手目の速い攻撃の迫力が半減した結果、攻撃の厚みを作って森島を生かすためにボランチが無理して前に絡んでいかなくてはいけない状況になっています・・・
そして、今節の相手は相手の苦しいところを見透かせる福岡。
しっかりと跳ね返す守備はお手のものでカウンターを封じられた名古屋では崩せず、消耗させた後にウェリントンの高さで勝ち越しと試合プラン通りの福岡の快勝でしょう。
失点時のCBの競り負けも問題ですが、押し込まれた状況であるのにも関わらずボランチの帰陣が間に合わず、ラインを上げれなかったところに今の名古屋のボランチへの負担の多さが垣間見えました。
不調な時期での福岡ほど厳しい相手はいないことを実感する試合で、名古屋は5位まで順位を落として光が見えない不調に入ってしまいました・・・
まとめ
厳しい名古屋は札幌→広島と試合が続きます。札幌はカウンターがはまりやすい相手なのでここをしっかりと勝てるか、そして好調広島に食い下がれるかがポイントになります。
難敵ぶりを発揮する福岡は柏→鹿島と不調が多いリーグの中で好調のチームとの試合が続きます。
アビスパはしれっと8位なので、連勝すると4位くらいまで上がってきてしまえるポテンシャルがあります。
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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