31節 福岡0vs4マリノス 裏抜けの駆け引きを制したマリノスの完勝

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前節、川崎相手に逆転を果たすも後半の川崎の怒涛の攻撃に飲み込まれて2-4の敗戦を喫した福岡。
CBに特に怪我人が重複し喜田をCBにコンバートしながら、前節の札幌戦を4-1で突き放した上にミッドウィークのACLカヤFC戦も3-0と快勝して、底力を見せるマリノス。

優勝のために引き分けではなく勝利が絶対条件のマリノスにとって、相手の懐事情を見ながら冷静に戦える福岡は非常にいやらしく嫌な相手だと思います。
そんな一戦をざっくりとまとめます。

目次

ブラジル人トリオが強力だったマリノス

●福岡のスタメン
田代がベンチに戻り、奈良がCBの中央でスタメン、トップは変わらず山岸
●マリノスのスタメン
ブラジル人3トップでCBに実藤でLSBに吉尾と総力戦のメンバー

まず福岡は決して引かずに前からしっかりとマリノスに向き合って正面からぶつかりにいった試合でした。
私個人の予想では、マリノスは勝利が絶対条件の試合なのでもっと相手を引き込んでカウンターを使いながら、引き分け状態で相手を焦らすような闘い方をしてくると思ったのですが、現状のチームがマリノス相手にどれくらい通用するかを測るような強気で挑戦した印象のアビスパの戦い方に感じました。

結果は4-0でマリノスの完勝!

福岡の3CBに対してマリノスの前線3人が内に絞ったりワイドに開いたりと揺さぶりをかけて、そこから裏抜けしてくるのでそこでのラインの上下の対応も含めて対応できませんでしたね。

マリノスの前線は個人で剥がせる上にコンビネーションも入れ込んでくるので、福岡の対応が後手ごてになってしまい失点を重ねてしまいました。
マリノスにとっては嬉しい快勝が続きこれで首位神戸と勝ち点差1です。

福岡は挑戦しての負けなのでダメージ自体はそれほど深く無いですが、優勝争い中のチームとの差を見せられた試合だとも言えます。どうやって個のタレント力を高められるかが福岡の課題になりますが、一気には上向かない部分なので来シーズンも継続の課題ですね〜〜

まとめ

連敗になってしまった福岡ですが土曜はルヴァンの決勝です。
相手に合わせられて粘れるチームですが、それが決勝という一発勝負でどう働くかがポイントですね。

優勝が再度視界に入ったマリノスはACLアウェイのあとセレッソ戦です。
今度は撃ち合い合戦になるかと思いますが、どうなるでしょう?

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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