2025年に入ってA代表は2位以下に大きな差をつけて、順風満帆な道のりを歩いています。
6戦を終えた現状、もちろん基本的には問題がないプレイぶりを見せてくれているのですが、その中でもちょっと気になるなぁ〜・・・ これから修正していってほしいなぁ〜〜というポイントが4つあるので、それについて書いていきま〜す!
①WGが押し込まれると防戦一方に・・・
最終予選で押し込まれる時間帯はほぼほぼなかったが、特にサウジとのアウェイ戦の前半は押し込まれた。
この試合では堂安が狙われ、ロングでの競り合いやワイドでの1vs1を強要された。
堂安も負けたわけではなかったが、独力で前進できるタイプではなく、ボール奪還後も両ワイドが深いのでCFが孤立し波状攻撃を受ける試合展開が気になった。
逆に日本が押し込めるとコチラが波状攻撃できるというメリットもあるので、一長一短なのだが堂安がWGだとロング一発で陣地を回復されてしまうので、強豪相手での右サイドの守備をどうするかを見ていきたい!
②右のCBが1vs1で狙われがち
右のCBは基本的に板倉が務め、谷口が欠場して中央に移ってからは、橋岡と瀬古が代役を務めた。
左は町田がパス出しを含め守備も盤石で、三笘もいるから上がりにくい、そして前述の通り堂安側は狙いやすいとの理由で、日本の右CBは狙い所で課題となった。
中央に冨安がいてくれて板倉を固定できれば何も問題ないが、冨安は頭数に入れるのは非常に厳しい……
さらに谷口はベテランの年齢でアキレス腱断裂という、代表復帰以前にプレイ復帰も心配される状態。
この状況から板倉は中央での起用を前提としなくてはいけないのだが、
橋岡は、
代表では最初不安定だが後半は落ち着き攻撃参加し、違いを出してアピールはある程度できていたが、所属のルートンは2部降格してさらに3部にまで落ちそうな中で橋岡はスタメン定着できずと不安定な状況。
瀬古は、
所属クラブでは継続的に出場できているが、リーグの質は少し落ちる上に代表で出場した中国戦では失点に絡んで不安。
と、代役がいかんとも言えない状態です。
逆にここ以外はほぼほぼ陣容が固まりつつあるとも言えますが、上記2選手に加え20歳の高井、ブンデスで飛躍するチェイス・アンリ、ベルギーで実績豊富な渡辺などを活用し、底上げをどれだけできるかが今後の上積みに直結するポジションになります。
③鎌田と守田がいないと威力半減。遠藤も必須
遠藤が欠場して攻めあぐみ引き分けに終わったオーストラリア戦。
鎌田が途中から投入されすべてが好転した中国戦後半から分かったことは、
●相手の立ち位置によって立場変えられる鎌田・守田が戦術上のKEYMAN
●その2人に自由を与えられるのは遠藤のみ
と、層が厚いように見えてこの三人への依存度が高いということ。
そして、その代わりになれそうな選手も見当たらない。(唯一遠藤のバックアップになれそうな佐野はあれがあれであれだから厳しい……)
ワールドカップ本番では主導権を握り続けられる相手ばかりではないが、ケガなどで戦線離脱されるととても困る選手が中盤の中央に固まっていることが、大きな懸念事項になりそうである。
④システム上の弱点をどう対策するのか?
3-4-2-1という中央を厚くした特徴的なシステムの日本代表。
二列目の人材を多く活用できるメリットがありながら、3CBの泣きどころである両CBの脇がより空きやすいというデメリットも背負っている。
両WGが下がってきて埋めれば解決するのだが、そうすると伊東や三笘を活用する意義が半減する。
実際にアウェイの中国戦の失点は伊東が下がっていれば防げた失点だったが、下がらせず両ワイドの攻撃力を活用することで押し勝った試合だった。
格下相手が続くアジアなら良いが、これから想定される格上との試合でどうするか?
分かりやすい攻められどころを人を変えて解決するのか、堂安・三笘・伊東など攻撃的選手を起用しながらバランスを取っいくのか、その解決方法に注目して見ていって欲しいです!
まとめ
アジアの戦いでほぼほぼ押し込まれる機会が無かったことにより、1.2.4の懸念点は守備に関するものです。
本番まで実はそれほど実験の場は少ないこと、
フォーメーションが特徴的な分対策されやすいこと
などの不安点を踏まえて、
●現状の懸念点をベストメンバーで格上相手に対処できるのか?
●できたとして、キーマン3人の1枚が欠けてもできるのか?
に注目して2025年の3月シリーズから日本代表に注目して見ていってほしいです!
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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