両チームの前戦
日本代表はウルグアイ戦(記事はこちら)で挑戦したポゼッションをこの試合で続けるのかが焦点。
コロンビアは韓国と2-2の引き分け。2失点はビルドアップからのミスからとフリーキックの壁が割れたところを叩き込まれての両方ともソンフンミンから失点。
ソンフンミンの質は高かったがどちらもコロンビアらしくない失点だった(特に2失点目)
ウルグアイ以上に世代交代の過渡期のコロンビアに今の日本がどれほど通用するかを測る絶好の機会であると言える。
●両チームともに先週は引き分け
●コロンビアはらしくない失点が続いた
●日本は引き続きポゼッションを試すのかがポイント
日本のスタメン_ほぼ個人的理想スタメン
左SBに個人的注目のバングーナガンデ(記事はこちら)が入り、反対の右SBに先週のウルグアイ戦の個人的MOMの菅原が入った。
ボランチに鎌田・FWに町野が入り両SBとともによりポゼッションにシフトしたメンバー構成となった。
●注目のバングーナガンデがスタメン入り、三笘との相性はいかに?
●全体的によりポゼッションにシフトしたスタメンとなった
町野と西村の前からのプレスが良い
先週の浅野と比べて、町野がプレスの行きはじめに一度ちゃんと後ろを振り返ってから、プレスを開始していました。
結果、全体が連動してのプレスを実践できました。
このプレスを継続できればボランチの鎌田や両サイドバックの強度の不足を消しつつ、ポゼッションを優位にできる強みも出していけるので、収穫としてはとても大きい前線2枚の組み合わせでした。
久保もプレスが上手いので西村のところを久保に変えても機能するはずなので、町野は本日良いところを出せたと思います。
●町野・西村の前線でのプレスとタメが機能
●町野はプレスと前線での収めができ大分好印象の試合
上田の活かし方がまだまだまだ・・・
この記事に書いていますが(記事はこちら)
57分での2回のチャンスのように、一見無理そうでも上田ならなんとかチャンスにできてしまうので、もっとこういうシーンを増やさないと上田は活きません。
その一方でプレスの強度は2段階は落ちてしまいました。(上田の強みはここではないのでしょうがないです。)
結果的にディフェンスラインは自陣の深くで勝負しなくてはならず、両サイドバックの強度面での不足が明るみに出てしまいました。
やはり上田を活かすならディフェンスは守備力重視で2列目は西村・前田のようにプレスの補填と上田の近くでサポートできる人選が欲しいです。
●上田にはもっと雑にでもたくさんボールを入れるべき
●上田が入りプレスが弱まり、両SBの不利な部分が明るみに
結果は負けだが収穫がたくさんある実りある敗戦
結果は1-2の敗戦でしたがちゃんと狙いは見えたので、良い試合だったのではないでしょうか?
第一次政権の時に散見した、結果は引き分けだったけど内容的には狙いも分からず上積みなしよりも100倍有意義な試合だったと思います。
次は6月ですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この試合の個人採点(記事はこちら)も出しますので、よければどうぞ!