アウェイでの第一戦を3-2で競り勝ちアドバンテージを得て挑んだホームでの第二戦。
結果は後半アディショナルタイムのCKから被弾し2-4で競り負けて、一番ほしいACLのタイトルがなくなりました。
リーグ開幕前にいきなり大一番を迎えるなどエクスキューズも多々ありますが、個人的によくあるACLでJリークのクラブが競り負けるパターンの典型というか要素が詰まった試合だったので、そこを中心にざっくりと振り返りたいと思います!
浦和がACLで強い理由ともリンクする
ACLで強いチームというとホームでの圧倒的サポートがある浦和を思い浮かべますが、自分としてはネルシーニョ一次政権での柏レイソルもACLで強かった記憶があります。
上記2チームに共通している要素
●攻守分業でも成り立つ
●ハイボールの競り合いで負けない
●相手のプレスに引かないで喧嘩できる
↑がACLで特に韓国のクラブと戦う時に必須になります。
相手は基本的に前線に一人で完結できる外国人選手がいて、他は体を張って守る。
そして日本相手には猛烈なプレスを敢行してきます。
日本クラブの負けパターンは、
●プレスをいなそうとしすぎるパターン
●サッカーを成立させようとしすぎるパターン
が大きくあります。
この試合は上記のパターンがもろに出てしまったように感じます。
特に分かりやすかったゴミスIN後の失速
相手のカウンターを2発被弾しながら接戦に持ち込み、後半途中までは川崎が攻勢の雰囲気でした。
その理由は、前線のブラジル人2人(マルシーニョと新加入のエリソン)
この2人でカウンター時を中心に完結して攻められていたので、相手は下がらざるを得なく結果、ポゼッションも安定しました。
しかし、途中で2人が交代で抜けてゴミス・瀬川が入ってからキツくなりました。
ゴミスは中央で収めてそこからの展開で崩すタイプなので、どうしてもゴミスにボールを入れてからの周りのサポートが必須になります。
そのためには、全体での押し上げもいるし、リスクをとっての攻め上がりも必要になってしまいますが、昨日の展開ではSBが上がりきるのはリスキーで中途半端になってしまいました・・・
ACL決勝トーナメント用のプランが必須
Jリーグだとよくも悪くもサッカーが平均化されているので、お互いポゼッションをしながらサッカーを作ってくるので、川崎の良さが出やすいのですが、ACLは全く別です。
前線の外国人を前残りさせてこぼれ球を渡して、あとは個人技でお願いします。
自国選手はとにかく汗をかく
を徹底してきます。
ので、まずは肉弾戦を挑めるメンバーでの構成をする。
はっきりとロングボールでやり合う時間を作る。
というか、逃げないことが必須になります。
この試合で川崎は特に序盤にぶつかり合いを避けたのが如実だったので、非常にもったいなかったです・・・
まとめとリーグ戦が始まります!
残念な結果になってしまいました・・・・
ただすぐに週末にはリーグ開幕戦と鬼の日程が待っています!
ブログを始めて2年目のシーズンの開幕です。
今シーズンもなるべく多くの試合を取り上げていきますので、できれば読んでくださ〜〜い
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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