先日のエルサルバドル戦(レビューはコチラ)は開始0分のミスからのFKで先制し、2分にバックパスのミスから退場+PKゲットで開始早々2点差がついてしまい、実験の場としてはかなり消化不良になってしまいました。
韓国に1-0で完勝して乗り込んできたペルー相手にポゼッションは通用するのか、メンバーが変わってもカウンタープレスは作用するのかに注目して見ていきました。
スタメン_久保は外れて前回出番がなかった伊東がスタメン
エルサルバドル戦から6人を入れ替え。
GKには中村航輔が久しぶりの代表復帰、ロシアW杯後の正GK候補の筆頭だった選手が戻ってきたことにより、谷・権田が脱落した代表GK争いに活気が出ることを望みます。
他には前線に古橋も待望のスタメン出場を果たし、常連の遠藤・伊東・伊藤・鎌田が復帰しました。
ペルーの2トップの老獪さがいやらしい
39歳のゲレーロと32歳のラパドゥーラという超経験豊富な2人が前線にいたペルー。
南米5位のチームらしくブラジル・アルゼンチン相手でも耐える守備と状況を見てポゼッションもしっかりできると、特に前半の前半はベテラン2トップの降りてくる動きに対応できず押し込まれる展開も続きました。
16分のピンチに代表されるようにサイドに圧縮しても取れない場合は逆サイドに展開されてピンチになりかけるなど、結果として4-1と大勝できましたが点差ほどの差はもちろんないですし、親善試合の相手として本当に良い対戦相手でした。
逆にエルサルバドル戦の意義を改めて考えてしまいましたが・・・
右の2人と古橋の相性の良さが収穫
MOMは1得点1アシストの三笘になるでしょうが、伊東がサイドに張ってマークを引っ張ってくれる分、三笘のスペースを作れたのが大きかったです。
伊東は菅原のサポートを得ながら、古橋のタイミングを見たニアへの飛び込みに合わせるアーリークロスもあり、クロス・ドリブル突破・SBを使うと多くの選択肢を得たのがよかったです。
試合展開も理想通りにすすんだ
序盤、両チーム主導権争いをしている中強力なミドルで決め、エースが追加点。
1トップに前田を入れてロングカウンターにシフトしてカウンターから3-0、最後は相手のミスから4-0。
最終的には4-1になりましたが、取って欲しい選手が得点し、守備陣は慌てず締めるところをちゃんと締めると理想的な展開での完勝でした!
その中で実験として、
●旗手の使い方
●瀬古のアンカー起用
●相馬のSBコンバート
を行いましたがそこまでの成果はこの試合では挙げられませんでした。
特に遠藤の代わりが守田しかおらず、田中碧がデュッセルドルフで苦戦し、移籍するであろう新シーズンも定位置確保が不透明な状況の今、遠藤・守田のバックアッパー探しが急務になります。
それを解消するために川崎、伊藤 敦樹、川村(招集辞退)を呼んだのですが出番はありませんでした。
こことSBの選手層の問題はしばらく継続して見ていきなんとかアジア杯までには目処をつけなくてはいけないところです。
まとめ
全体的には悪いところを探すのが難しいくらい良い試合をした6月シリーズでした。
次は9/9にアウェイでのドイツ戦です!
ヨーロッパ勢との親善試合は本当に久しぶりでワクワクしますね。ただ時間は27:45〜と一番きつい時間です。。。。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
選手採点の記事もアップしますので、そちらもよければどうぞ〜〜〜