ゴールキーパーがミスをする場面を分けると下記のようになります。
- 自陣からのビルドアップでのキック・コントロールミス
- 最終ライン裏にきたボールへ飛び出し時の処理・判断ミス
- シュート、センタリングのキャッチミス
- 味方DFとの意思疎通・コミュニケーションミス
隊長は現役時代GKだったので、上記のミスは全てしっかりとやらかしているよ!
1つのカテゴリー以外はまだ言い訳ができるよ
自陣からのビルドアップでのキック・コントロールミス
これはチームとしてこういったリスクを冒していこうと決めている中でのミスなので、味方もそこまで責めたり暗くなったりしないと思います。リバプールのアリソンやバイエルンのノイアーのような最高峰の選手でもこのミスはちょこちょこしているので、そもそもそういうリスクを加味してプレイしていることと、パスを出したDFの責任もあるので、GKだけの問題ではないカテゴリーです。
最終ライン裏にきたボールへ飛び出し時の処理・判断ミス
これも通ってしまったら絶体絶命のピンチを防ぐためのチャレンジなので問題ないと思います。ただ味方が追いつきそうなのに出てしまった場合はアウトです。ここのプレイが正確だと最終ラインを押し上げてよりコンパクトにチームが戦えるので、上記のようにメリットを得るために冒したリスクの中でのミスなので、まぁそれほど責められないと思います。
味方DFとの意思疎通・コミュニケーションミス
これはDFとGK双方のミスなので、それほど責められないですし、基本的には守備時の決定権はGK側にあることが多い(チームでの存在感による)ので、むしろDFの責任になることが多いかなと思います。
最大のミスはコーナーキックのボールに飛び出して触れないこと
シュート、センタリングのキャッチミス
シュート・センタリングの質によって当然変わりますが、なぜこのミスをするとチームの雰囲気が悪くなるかというと、味方はどうしようもないからなんですよね。そもそもこれをするのが仕事なので、ここが安定しないとチームの戦い方全体が変わってしまう項目です。例えばビルドアップでミスが続いていたらビルドアップしなければいいですし、ライン裏の飛び出しで不安だったらラインを下げればいいので対策できますが、シュートをキャッチすることはGKしかできない特権ですからね。
その中で一番ダメなのがCKやFKのセンタリングにゴールエリアから飛び出して行って触れないことです。
野球で言うとフライに対してオーライと言ったのにエラーするような感じ!
ゴールを空けて飛び出すということは、絶対触れるという自信があって出ていったということなので、ここで触れないと味方の雰囲気が一気に悪くなります。ので、出るからには何がなんでも触れと言われるのはここに理由があります。
それでもGKを優しく見守ってほしい
ミスをするとここぞと叩かれる傾向がありますが経験者としてはやさしーく見守ってもらえるとと切に思います。ミスの中にも種類があってその中であぁこのミスは厳しいなぁと思うものを本記事でまとめてみました。最後まで読んでくださりありがとうございました。また別記事で会いましょう〜〜