J1 12節 浦和vs湘南 最下位湘南の現在の課題を考えた

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ミッドウィークの行われた遅延分の12節浦和vs湘南の試合。
結果は4-1と浦和が快勝を収めた。
連敗から抜け出せず気づけば最下位まで落ちてしまった湘南の現在の課題と弱みを書いていく。

目次

ベースフォーメーションがそもそもアンバランスな作りの湘南

湘南のフォーメーションは3バックにアンカーを置いて、2トップに2枚のトップ下と3-1-4-2と表記できる。
前目の中央に人を集められる一方でサイドとアンカーの脇が空きがちという強みと弱みがはっきりしたフォーメション

強みを活かすためにキーポイントになるのが「ウイングバックの高さ」を維持できるか。
高いと中央のサポートをWBができるので分厚い攻撃ができるが、低いと5バックになってしまい後ろが重くなってしまい、さらに前目の中央に人が多い分サポートができないという状況になってしまう。


今の湘南は完全に後者の状況で、5バックになってしまう結果
●5バック+アンカー=6枚の守備陣
●前中央で固まる=4枚の攻撃陣
攻守分業の状態になってしまっている。

その結果より個人の質で問題を解決をしないといけない状態になり、そもそも個人の能力に問題を持っている湘南の悪さを際立たせる状況になってしまっている。

解決には凄〜〜く時間がかかりそう・・・

残留のライバルの柏・横浜FCも同じように問題を抱えていますが、湘南が自分の予想以上に良くなかったです・・

まず、そもそものフォーメーションと人選を見ると攻撃的なチームなのですが、その方向で行くためには前線からのチェックが弱い印象です。町野・大橋では馬力はありますが、速さが不足していますしカウンターで早く決めるタイプでもないので、ポゼッションで崩したいのですが、組み立ての作りとしてどうしても外回りになってしまいます。(ボランチが一枚なのでそこを潰されるとWBへの道しか無くなってしまう。)

そこから組み立てができるWBはいないので、
WB周辺でボールロスト→
前は中央で人が多く戻れない→
アンカーの脇に入り込まれる→
3CBが個人の力で守備→
質的にも浦和に劣る→
失点

の形が多かったように感じます。

後半阿部が入って少しづつ浦和のSBの裏を取れるようになったので、5バックでまずは守備で穴を開けないようにして、前の中央の4人がサイドに流れて競り合う形をもっと増やしていかないと厳しいと感じました。

ただ浦和は守備が安定しているJ屈指のチームなので、この1試合だけでは湘南の状態を測れないですが・・・

まとめ

水曜日にやってくれたので久しぶりに湘南の試合を見れました。
序盤は良かったので、これほど連敗しているのにびっくりしたのですが、理由はなんとなくですがわかりました。

明日はU17アジア杯の準決勝もあり忙しいですね!

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜〜

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