J1 20節 雑文・感想 1/2 新潟vs神戸 名古屋vs横FM G大阪vs京都 広島vs鹿島

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20節の内容と感想をざっくりと解説していきま〜〜す。

目次

新潟 0 vs 1 神戸

両チームともにお馴染みのスタメンとなった。
神戸は前節イニエスタのラストゲームということでスタメンをいじった結果引き分けで取りこぼした経緯があったので、なんとしてでも勝って上位にプレッシャーをかけたい一戦。
対する新潟はエースの伊藤が移籍して戦力が心配になる中で広島に快勝した勢いをこのまま続けられるかが大事な試合。

序盤、新潟はトップから降りてくる大迫についていかずディフェンスラインを崩さないことを優先した結果ラインを下げざるをえず劣勢に立たされる(その分ラインに穴は作らなかったので決定機は与えなかったが・・)。低い位置でのボール奪取からのもたつきを狙われたショートカウンターで大迫にしっかりと決め切られて、このまま神戸ペースで試合は進んでいくように思われた。。。

しかし、20分の神戸CBのトゥーレルの負傷交代から流れが変わる
交代で攻撃的な飯野をSBで入れてCBに酒井をコンバートしてディフェンスラインを組んだが急造感はいなめず、ここから徐々に新潟のペースで試合は進んでいく。

しかし新潟も最後のフィニッシュのクオリティーが低く得点は奪えない中、神戸は時折カウンターで好機を作りこのまま1-0で試合は終了。
こういった時に個人で局面が打開できてFKという飛び道具も持っている伊藤の不在を新潟は感じてしまう結果となった、良い形でエリア付近まで押し込むところまではいけましたがそこからの打開で得点の匂いを感じさせることが少なかったです。

なんとか勝利して優勝争いに踏みとどまった神戸ですが、選手層の薄さの問題が出てきました。
現状、守備陣はあと1人怪我したら崩壊してしまうくらいの状態ですし、スタメンの大迫・武藤・斎藤・山口の代わりもいないので、ケガした瞬間に一気にキツくなります。
この辺で各ポジション2人レギュラークラスがいるマリノスとの差が出てきてしまっています。
しばらくはなんとか踏みとどまる試合が続きそうですね・・・

名古屋 2 vs 2 マリノス

今シーズンのベストゲームに入るであろう好ゲームになったこの試合。
マリノスは喜田に代わって前節同様藤田が先発。
名古屋はキーマンの米本が復帰した。

試合は名古屋が永井のシュートのディフレクションから先制したがそこからマリノスの反撃にあい逆転されてしまう。
マリノスは同点弾のGKからのエウベルの速さも素晴らしかったですが、2点目の藤田の逆転弾がより強さを実感しました。
逆転弾の際、名古屋は最初藤田にボールが入った時に空いていたLCBがプレッシャーをかけました。
一度ボールを捌いて再度ボールを受けた藤田に今度はボランチがプレッシャーをかけて、さらに藤田がボールを捌いてワンツーで貰った時にマークが曖昧になりフリーにしてしまい藤田がミドルシュートを冷静に流し込みました。

名古屋のミスというよりは曖昧なポジションでしっかりボールを納めた藤田とシュート能力を褒めた方が良いと思います。
他のチームだったら失点までいかないであろう小さなミスですら、失点につながる高レベルであることがわかるシーンでした。

それでも名古屋はマテウス・ユンカーのコンビから同点に追いつきます。
マリノスのポゼッションでのミスからの失点ですが、マリノスは攻撃的な構成なので毎試合こういったピンチはあるのだがDF・GKの個人能力で凌いでいたのですが、グランパスのこの2人は数的不利でも決め切ってしまったので、名古屋もこの順位にいる能力の高さを感じる速攻でした。

結果は2:2の同点。
名古屋はここ数シーズン上位にいても直接対決で負けて失速するパターンが多かったので、そう言った面では成長を感じる試合内容でしたが、ホームでそして勝ち点差4という現状を考えると、この引き分けを悔やむのは名古屋かと思います。

ガンバ 1 vs 0 サンガ

ガンバは前線に福田が入り、京都は右SBに移籍した白井に代わり大卒の福田が入った。

元々走力があったチームに強さと高さを加えて進化している京都と
スキルが高い選手たちをよく走るチームにして成績が上向いているガンバと
共通点がありながらも強度を上げてきているチーム同士でエネルギッシュでテンポの早い試合になったように感じます。

組織としては互角な印象ですが、そこにアクセントになれる食野のような個のタレント力がある選手がいるかいないかが差になってように感じます。

ガンバはこのベースにどうやって一番の影響力のある宇佐美を取り込むのか・・
京都はすでに同系統がいる中でアラベスから原を補強したので、どうやって組み込んでいくのかが注目です。

広島 1 vs 1 鹿島

広島は柏が右に入ってスタメン。
鹿島は染野が外れて代わりに土居がトップ下に入りシステムを少し変えてきた。

下位のガンバに負けて京都と分けて取りこぼしが続く鹿島と
3連敗で一気に優勝争いから脱落してしまった広島

どちらも上位争いに加わるために勝利が欲しい一戦

試合は鹿島関川が高難易度ベディングをFKからねじ込み鹿島が先制。
この試合の鹿島は高い位置からのプレスではめ込みに行き試合を優勢に進めるが、掻い潜られると広島の大チャンスになるというリスクを抱えたサッカーをしてきました。

ポゼッションもできるが前線のみでも攻め切れる広島がしっかりとエゼキエウの走り出しから同点に追いつくもそこからは両者決めきれず、どちらも共倒れの引き分けとなってしまった。

上手くはまっていない時はこんなものって感じでシュートがポストに嫌われたり、シュートがGK正面に行ったりの試合でした。

両チーム仲良く勝ち点30で6位と7位。
上よりも下からの足音が気になる順位になってきました。
ここからもう一度飛躍してくれればリーグ全体も盛り上がるのですが・・・

まとめ

神戸が勝ち名古屋・マリノスが引き分けたことにより上位の差は詰まった節となった。
鹿島と広島の上位を追うべきチームが痛み分けの引き分けになったことにより上記3チームに浦和を加えた4チームで優勝争いは絞られた状況になってきました〜〜

残りの試合はその2でまとめます!

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜

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