J1 21節 雑文・感想 湘南vs福岡 京都vs名古屋 G大阪vs柏 C大阪vs浦和 神戸vs鳥栖

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J1 21節の雑文・感想です。
その2では5試合を扱います。

目次

湘南 0 vs 1 福岡

湘南は阿部と大橋の2トップ。福岡はルキアンがベンチからも外れて金森がスタメンに入った。

まずユニフォームが見分けにくかった(^◇^;)
自分少し色弱なので俺だけかもしれませんが、きつかったです・・・

湘南は
前節までは両ワイドを前に出して前線の孤立を埋めようとしていましたが、今節は初期設定を下げて5バックにしてその分カウンターに舵を切ったように感じました。

私見としては前線には阿部と小野瀬がいるのでなんもなくても形にしてくれるので、守備さえ今節のように整備していけば状態は上向くはずです。
周りを使いながら自分も活きることができる人材が2人もいるのが、降格ライバルに対しての湘南の強みなので「まず守備の構築」からすべきだと思います。

ここ数試合では格段と良かった湘南。試合展開も湘南ペース。
でも勝ったのはFKからの一発で得点した福岡という福岡らしい試合

福岡は
守備組織がしっかりしていて全員がちゃんと走る緻密さがあるのですが、ウェリントンやルキアンなどを中心にぶつかり合いと殴り合いができるのが大きいというか強いですよね・・・

この殴り合いOKの感じが一時期の柏レイソルがACLで強かった時と同じ匂いを感じて、福岡はACLでれたら韓国クラブ破って良いところまで行けそうなので、長谷部監督の間に一回挑戦してほしいと個人的に思っています。

京都 2 vs 1 名古屋

マリノスが土曜日に負けたので、絶対に勝ちたい名古屋と前線に原が加入しより高さと強さを前面に出していく京都の一戦。

京都は1トップに山崎を入れて平戸がインサイドハーフに入った。
名古屋は永井が抜けてターレスが先発

京都が平戸の直接FKがポストに当たってから山崎が押し込んで先制。
前からプレスで勢いを持っていける京都の波に少し名古屋が押し込まれてしまった序盤でした。

前線を自由に動き回るマテウスに合わせてユンカー・永井が相手のずれたブロック隙をつくのが名古屋の持ち味ですが、ターレスはマテウス的に自由に動きたいタイプに見えてマテウスとスペースが被ってお互いやりにくそうに感じました。
一緒に使うなら右と左で離してある程度持ち場を決めないとこの2人は厳しそうです。
それでも名古屋は後半に和泉のミドルで同点に追いつきました。

ですが、アディショナルタイムにまたもパトリックが劇的弾で名古屋を奈落に突き落とす。
強い京都。高さと強さがあるチームはセットプレイで流れ関係なく得点が取れることの優位さをこの数節の京都の試合で実感します。

敗れた名古屋にとっては痛すぎる一敗。。。。
マリノスが負けただけに絶対勝って追いつきたい一戦でしたが、京都の粘りの前に惜敗です。

ガンバ 3 vs 1 柏

調子が上向きのガンバと相変わらず低調の柏の一戦。

ガンバは食野と高尾が久しぶりのスタメン。
柏は前節退場の立田の代わりに土屋、前線は細谷とフロートの2トップできた。

柏は
●自信がないからラインが下がる
●とりあえず中央に固まりスペースを埋める→
●サイドの深みを使われる→
●全体がより下がる→
●ボランチのバイタルが空く→
失点

とラインをただ下げるだけではこうやって失点しますよという教科書のような流れで10分に失点。。。

ただ攻撃は少し光が見えてきました。
雑にでも前線のフロート目掛けて蹴ってこぼれを作ってサビオ・細谷のホットラインに掛ける。
シンプルだし、再現性も低いですがこの試合でも少ないチャンスから同点に追いついたように、タレント力はあるから攻撃はこれでOKだと思います!

その後の食野のスーパーゴールは柏的にはどうしようもないので忘れましょう。
年に1,2回ある食野のスーパーがここできてしまったって感じですね。

ただ3失点目のPKの原因にもなっていますが、
柏のこのフォーメーションだとどうしてもサビオが長い距離を戻って、守備をしないといけないのですが、崩しでフルスロットルで仕掛けながらそのまま守備は厳しすぎるので、サビオ・細谷・フロートの3人を前線で使いながら、サビオの守備を軽減するメソッドを考えなくてはいけません。

正直4バックでも守備の強度は厳しいので、5バックにして前線3枚を残して5-3-2にするのが現実的ですかね・・・

どんどん降格争いクラブのフォーメーションと戦術が似てくる現象になりつつあるように感じます(^◇^;)

ガンバはこれでもう残留争いから完璧に抜け出しましたね。
(あとは宇佐美をどうするかですね〜〜)

セレッソ 2 vs 0 浦和

スタメンはどちらもお馴染みのメンバーでした。

セレッソはサイドの2枚も攻撃的で2枚のストライカーを並べる2トップで中央に香川が入る並びなので、実はすごい攻撃的な前輪駆動のチームなんですよね。

好調の浦和はCBの2枚の強さを活かして前に出ていく守備をしてそこからもっと前に行って攻撃面の厚み不足を解消していこうという段階でのこの試合でした。
しかしこの前への守備が結果セレッソにスペースを与えることになって、高さがない分速さと上手さと強さがあるセレッソ攻撃陣を躍動させてしまったように感じます。

ただ浦和が上のステージに行くためには絶対に必要なことなので、この結果で今やっていることを止めずに続けるべきだと思います。(ショルツのPK失敗もありましたしね・・・)

セレッソは、
ここ数節は攻守のバランスどりに苦戦していた印象ですが、ようやく報われた結果となりました。
是非、攻撃的な並びを崩さずに個性を出していってほしいです。

神戸 2 vs 1 鳥栖

前日にマリノスが敗れたことにより、絶対に勝ちたい神戸の相手は難敵・鳥栖

神戸は、
怪我が心配された本多とミューレルが復帰できて一安心。特に本多は対人守備の強さだけでなく、本多からのロングフィードでのチャンスメイクが神戸の生命線であることを不在時に感じさせたので、復帰は大きな朗報。

前半は鳥栖に復帰したファンソッコを中心に互角に渡りあう両者。

後半に鳥栖がPKから先制します。
スローインで鳥栖がまごまごして神戸の選手が抗議するなど間に集中が切れたか、スローから一気に裏を突かれてそこからの展開で初瀬がファウルでPK。
ファウルかどうかは疑問が残る流れでしたが場所が場所なので、初瀬のアタックは少し軽率だったように感じました。

ただここから神戸が意地を見せてすぐに大迫が同点に戻し、その後パトリッキの押し込みで逆転し勝利しました。
カウンターでの逆転弾でしたが鳥栖の5枚の守備に対して、武藤・大迫・パトリッキの3人で得点を取り切ってしまうんで、強さを感じる得点シーンでした。

これで神戸は順位を上げて試合数が1試合少ないながらマリノスと並びました!

まとめ

とにかく暑いです。その影響か終了間際の得点が増えたように感じます。

優勝争いはその点からも選手層の厚いマリノスが有利かと思いますが、神戸のサッカーは消耗が少ないので実は神戸もまだまだ行けそうな雰囲気を感じました。

これから欧州クラブとの親善試合も挟まれてくるので、その影響も見ていきたいですね。
ヨーロッパの選手にとってはこの暑さと湿気は本当にきついので、Jクラブが普通に勝つんじゃないかと思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
時間が合えば女子W杯も見れたらなぁと思っています。

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