J1 26節 セレッソvs川崎 内容は互角だが一度崩れると立て直せない川崎

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●セレッソ大阪
前節、グランパスとの上位決戦に3-1で完勝し、優勝争いに参加できる勝ち点まできたセレッソ
●川崎フロンターレ
札幌相手に2点差からなんとか追いついたが数的優位の中勝ち越しまではいけなかった川崎

上位陣が苦戦する中、着々と順位を上げてきたセレッソが首位を猛追できるか、経験豊富な川崎が立ちはだかるかが注目も一戦をざっくりと振り返ります。

目次

互角な展開も崩れてしまった川崎

●セレッソのスタメン
代表選出の毎熊が右SBに入るなどいつも通りのスタメン
●フロンターレのスタメン
ダミアンが先発復帰でサイドバックに田邊が入り、家長が欠場で山田が入るなど大きくメンバーを変えてきた川崎

セレッソは前の4人がそのまま川崎の4バックに襲いかかるので、前までボールを運びたい。
一方川崎は相手が前目な分、中央で数的優位に立てるので、相手のボランチの2枚に自由を与えずにボールを持てれば試合を支配できる構図。

まとめると、
セレッソ→前線4人にボールを持たせられればチャンスを作れる
川崎→後方が耐えてくれて、中盤でボールを取れれば試合を支配できる
そんな試合展開でした。

両チームともにチャンスがあり、見応えのある試合は互角の内容で進んでいきますが、
51分に均衡が崩れます。シミッチを含め相手ボランチをハメに行ったプレスを剥がされてサイドに展開されてのクロスでオウンゴール・・・
川崎にとってはアンラッキーな部分もありましたが、セレッソが狙い通りの展開で中央で数的優位を作っていたファインゴールでした。特にボランチ部分での繋ぎでアンカーのシミッチを誘い出してからの展開で、置いてけぼりにできたのが大きかったです。

その後は山村のハンドからのPKなどで突き放されて3-0でセレッソの勝利となりました。

セレッソは両ワイドの強みが元々あったが、そこへの配球が改善したのが大きい一戦でした。

川崎は0-3の完敗。前半は特に互角で狙いもあった内容だったが、守備ラインが固定できないことがやはり大きいです。
先制を許したシーン以上にその後のPKでズルズルいくなど、踏ん張るべきところで踏ん張りきれないのはやはり軸が守備ラインにいないことの苦しさを象徴した結果だと思います。
ただメンバーを見ても軸になれそうな選手は少なく、前線同様に試行錯誤が続くシーズンになりそうです。
個人的には高井と誰かでまずCBのコンビは固定した方が良いと思いますが・・・

まとめ

試合内容以上の点差がつき、首位を急激に追い上げるセレッソは、
鹿島→神戸→湘南と続きます。

心配な川崎は、
FC東京のあとACLのアウェイ戦が挟まれて湘南戦という厳しいスケジュールが続きます。

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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