クリンスマン監督に代わってから不甲斐ない試合が続いていた韓国代表(ウェールズ戦はこちら)
同じくマンチーニ監督に代わって低空飛行を続けるサウジアラビア代表に勝利(記事はこちら)したあとは、連勝を続けその勢いのままアジア杯本戦に乗り込んできた韓国代表のバーレーンとの一戦をざっくりとまとめます!
組み立ては相変わらずできない韓国
自慢の4人のエースのうちファンヒチャンはスタメンから外れたが、それ以外の3人は出場してきた韓国。
ただ、就任からずっとトライをしているポゼッションに改善の傾向は見られませんでした。
日本が後方からのビルドアップ時に両SBが内側に絞りながら前に出て、ボランチの役割をしながら残った3枚のディフェンスラインが開いて幅をとるのに対して、
韓国は、4バックがそのまま開いてビルドアップを開始するので、後ろで詰まるのと前の人数不足で頻繁にノックアップしていました。
まぁそれ以前にメンバーがポゼッション向きではないという前提の問題もあるのですが・・・
結果、ポゼッションではチャンスを作り出せず困っている中で、セットプレイをショートスタートする流れで先制し一安心で前半を終了しました。
追いつかれていつもの韓国に戻る
後半にバーレーンに攻め込まれて同点に追いつかれてからは、縦に早い伝統的なサッカーに自然と戻っていった韓国。
雑にでも前方に当ててこぼれ球を競り合い、良い感じにソンやイガンインにこぼれたら大チャンスでしっかりと勝ち切りました。
こぼれ球が
韓国へ→タレント力でチャンスを作る
バーレーンへ→DFが前に出てドカンと潰すのでイエロー
とイエローカードが多いのも納得の肉弾戦の試合になっていきました。
正直、このサッカーが一番日本としては嫌なサッカーなのですが、韓国目線だと
●再現性があまりにもない
●アジアだけでしか通用しない
●消耗とカードがあまりにも多すぎる
と問題点もありありの内容でした。
今後の展望
グループリーグはこの試合の戦い方で1位突破すると思いますが、決勝トーナメントに入ってタレント力の差で違いが出せなくなってきてからが心配です・・・
また、ソンやガンインがいないと始まらない戦術でもあるので疲労も心配と、日本よりも問題点の根が深いことを改めて感じさせる初戦となりました。
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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