昨シーズンは3位でフィニッシュし久保のさらなる飛躍が期待される今シーズンの開幕節ジローナ戦をざっくり振り返ります！
シルバの不在を克服できるまでは相当時間がかかる・・・
今年はシルバロスが続きそう……
年の久保の活躍を支えてくれた最高の相棒ダビド・シルバが怪我を理由に開幕直前に引退してしまった中で始まった開幕節。
ソシエダは左にオヤルサバル右に久保を置いた4-3-3。この形は昨シーズンもシルバ不在時に使用したが機能しなかったが、今節もほぼ同じでした。
オヤルサバルは1.5列目的に振る舞い左から入り込んで、得点に絡みたがるので、右に張る久保への配球がほぼない。
でも久保が配球に回りすぎると左から崩したときに仕留める人がいないと、久保が崩しとフィニッシュの両方を担わなくてはいけなくなってしまっています……シルバが居れば待っていればボールは来るし、久保が配球に回ればフィニッシュの役目をしてくれました。
いない人を嘆いてもしょうがないですが、オヤルサバルはクラブの顔で外せない中、最善のフォーメーションは今回の4-3-3ではあるので、このシステムとメンバーで試行錯誤が続くと思いますが、結構苦戦しそうな雰囲気です。
少し自分なりにオヤルサバル入るとソシエダが機能しなくなり久保にも弊害が出ると考える理由をまとめます。
オヤルサバルだけ異質
オヤルサバルは南野などと同様に動きながらボールをもらって輝く動的プレーヤーだと思います。
さらにカウンターを1人で完結することもできるし、フィジカルも強い好プレーヤーです。
ただ、ソシエダの中盤はブライスメンデスを始め静的なボールプレイヤーがずらっと揃っています。静的なボールプレイヤーのポゼッションに久保・シルバも動的にも静的にも振る舞えるファンタジスタが相互にアクセントになり、輝いたのが昨シーズンのベストの時のソシエダでした。
その中盤の振る舞いにオヤルサバルが入れていないのが今の状況です。
サイドで張ってオヤルサバルは待ちますが、（中央に流れて組み立てに入るのは得意ではないので）サイドでドリブルで崩すタイプでもありません。ここら辺も南野と似ていますね。。。
結果、右の久保のドリブルで崩してゴール前に流れ込めるオヤルサバルが決めるのが一番のゴールパターンになります。
ただ、前述のように中盤はボールプレーヤが揃っているので、久保のマークを引っ張ってくれるプレーヤーはいません。さらにオヤルサバルからの配球は期待薄なので、右でポゼッションを作ってさらに久保個人で崩すことを求められる状況になります。
ので、非常に難しい状態です。
控えも速さがあるアリチョーや1人でゴリゴリいけるサディクなどいますが、ソリストが揃っているので久保の負担を減らしてくれる選手がいない・・・
ので、しばらくは中盤中央の3人から両サイドの久保・オヤルに展開してそこからなんとか個人技で崩して攻めるという、ちょっと前のバルサやマドリーのように個人能力に依存したサッカーになっていくと思います。
ただそうするとソシエダの強みは消えてしまいますが・・・
まとめ
まぁまとめると
ソシエダは苦戦しそうだなってことです。
ベースはあるので勝てなくて連敗とかはないと思いますが、勝ちきれなくて引き分け続きでズルズルとかが増えると思います。
ただ言えることは久保はもう絶対的な戦術的な主柱なのでエース中のエースに格上げされたことを感じる試合でもありました。マジでチームが勝てるかは久保次第のような編成になってきました。
それくらい崩しと得点が久保に依存している状況です。
最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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