久保 3節 vsラスパルマス戦 前線3人の手探り感がすごい

前節セルタに1-1で開幕2連続引き分け発進になったソシエダ。
２連続MOMと久保自身の調子は上向きなのだが、いかんせん攻守ともにチグハグのチーム状態であるソシエダの今節の相手は、アウェイ・ラスパルマス。アラウホがDFに入るなどメンバー的にも侮れないが1分1敗と格下ではあるので、しっかりと勝ち切りたいこの試合をざっくりとまとめていきます！

オヤルサバルは今節もスタメン落ち

前節同様バレネチェアが左に入り、フェルナンデス・久保と前線3枚を組んだ。
より中盤の構成力を活かしたい配置だが、ようやくメリーノが入った中盤を持ってしても前線までボールを持っていけない。ラスパルマスのプレスを思いっきる受けた上に相手左WGのサンドロのドリブルにも手を焼き、久保も守備に奔走する展開となった前半だった。
その中でも久保はサイドチェンジから足元でボールをもらえれば独力で相手を崩し、ソシエダにとってのほぼ唯一の崩しの切り札として存在感を放ちました。

後半の頭からサディク、オヤルサバルを入れて3トップの顔ぶれを大きく変えたソシエダ。
ビルドアップから縦へ速い攻撃に舵を切り、流れを推し戻せたがいくつかのチャンスは決めきれず、大味な試合展開な分相応のピンチにも晒されて、結果的に0-0のドローとなりました。
久保自身はMOMに選ばれ好調をキープしていますが結果に結びつきません・・・・

得点の可能性を感じたのは、後半の顔ぶれ。控えにアリチョと速さのある選手もいるので、速く攻めて個人のタレント力に依存した方が得点は入りそうだが、中盤より後ろのメンバーはこのサッカーには向いていないと悩みどころが満載の状況です。

前節から問題点の改善は見られず、シルバ不在をまだまだ感じる試合内容でした。
メリーノなどのコンディションが戻れば変わるのか？
オヤルサバルを使わないなら4-3-3じゃなくて良いんじゅないか？
去年うまく行った4-4-2の2トップの一角に久保の方がいいんじゃないか？

など、色々と試行錯誤が続きます。

まとめ

これで3連続引き分けとなったソシエダ。
負けはないが、相手は全て格下なので、取りこぼしと考えると痛い3引き分けです。
次節は、2戦2敗中のグラナダ、そろそろ勝ちたいですね！