第2次森保JAPANが解決しないといけない3つの課題

daihyou

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フルメンバーで臨んだ試合での負けパターンや劣勢を強いられた試合を振り返ると森保JAPANが苦手な相手チームの特徴が見えました。日本史上初の連続での代表指揮となった森保監督。次のワールドカップまでに解決すべき問題を3つ挙げていきたいと思います。

目次

その1:5バックの相手を崩せない。

5バックを崩すのは世界中どこの国も苦戦しているが特に日本は苦手としているよ!

まず5バックの相手で出てくるのはW杯のコスタリカですね。相手を崩せず攻め疲れをしたところでギアを上げられてそのまま失点してしまったあの試合です。コスタリカ戦は後述の理由も絡んでいるので、この問題だけではないのですが、最終予選の中国戦の2試合の方がこの問題を際立たせていたと思います。アウェーで0-1、ホームで2-0と結果だけでみると安泰に感じますが、この中国は人がいるだけの仮そめ5バックあったのに関わらずしっかりと苦戦したんですよね。

森保さんの戦術はサイドアタッカーの個の力に依存するので、スペースがないと苦戦する!

まずこれが1つ目の課題です。相手が5バックでスペースを消してサイドアタッカーの縦の侵入を警戒すると手詰まりになることです。2026年のワールドカップは格下もグループに入ってくるはず(組み分けのシュミレーションはこちら)なので、守備を固めた相手をどう攻略するのかがとても重要になってきます。

その2:相手との力関係がはっきりしないと迷う

例えばブラジル相手にホームで前半で0-0だといい感じだと思うと思います。
では、ガーナ相手にホームで前半で0-0だとどう思いますか?
OKだと思う人もいれば、不満に思う方もいると思います。こういうふうにチーム全体で意思統一できない試合展開になると、森保監督が意思決定を選手に委ねている部分もあるので、安定感・統一感が一気に欠けるんですよね。はっきりとチームで1つの方向に向けるとドイツ戦やスペイン戦のような爆発力が生まれるのですが、シーソーゲームのような状況が目まぐるしく状況が変わり方向性を決めなくてはいけない試合だと、戦いが安定せずズルズルと流れに身を任せてしまう(様子見をしてしまう)のが2つ目の弱みだと思います。コスタリカ戦の負けはこの要因も大きく絡んでいて、終始勝ちに行くのか引き分けでOKなのかがフワフワしたままずるずると負けてしまいました。

ゲーム内でのチーム全体での意思疎通はクロアチアがすごい上手でこの部分がPK戦での結果を左右した一因だと思います。

その3 : 無理に繋がないチームにはプレスが曖昧になっていく

隊長がこの課題を強く感じたのが前述のクロアチア戦とW杯直前にデュッセルドルフで行われてPKを与えながらシュミットのセーブでなんとか0-0の引き分けに持ち込んだエクアドル戦です。どちらも基本的に後方から丁寧につなぐがプレスがきついと簡単に前に雑にでもロングボールを送ってくる対戦相手でした。その雑なボールをなんとか繋げてしまう強いFWがいると、だんだん前線へのプレスに迷いが出て弱まっていってあやふやになってしまうんですよね。日本の戦術としては、そのままプレスを強くしてもいいし、逆に持たせてロングボールを跳ね返して守備的に振る舞うのもどちらも正解だと思うのですが、どっちつかずになってしまう傾向があります。逆に意地でも後方から繋ごうとした、ドイツ・スペイン戦は腹括ってプレスしてそれが結果につながりましたがそれができないと、ここでもふわふわして相手に主導権を渡してしまうのが課題だと思います。結果は両方とも引き分けですが、チームとしてPKでOKと割り切れていたクロアチアが勝つべくして勝ったと思います。

3月の代表戦では上記の項目を気にしてほしい

マッチメイクで苦戦が予想される中での格上との試合。是非良い再スタートを切ってほしい

対戦相手は実績面では格上、直近の成績では下のコロンビアとウルグアイになりましたね。特にコロンビアはその2の課題を克服できるかのチェックをするのに最高の相手だと思います。別の記事で投稿予定ですが、2026年までの親善試合のマッチメイクは相当苦労するのが予想されて、その中で貴重な歯ごたえのある2カ国との対戦なので、選手選考(選手選考についての記事はこちら)を含め大事にしてもらいたいと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました!!

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