森保JAPANの試合がつまらない5つの理由_22年カタール大会まで

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2022年のW杯で結果を残し第2次政権に入った森保JAPAN
結果は残している、久保や三笘などスター選手もいる
でも人気がない・試合がつまらない・アンチがいっぱいという現象が2018年の監督就任から起きています。

今回の記事では、そんな森保JAPANのサッカーがなぜつまらないのかを5つの視点から深掘りして、解説していきます。

ちなみに本記事では森保監督のことをひたすらに批判しますが、私は森保監督肯定派です。
(理由は「まとめ」で後述)

この記事は、主に2022年のカタールW杯までの森保JAPANについて言及しています。

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目次

理由❶ サッカーにカラーがない

今までの日本代表監督を振り返ると
●ハリルホジッチ→デュエルを重視した縦に速いサッカー
●ザッケローニ→ポゼッションを重視した主導権を握るサッカー
●第二次岡田JAPAN→「接近・展開・連続」をキーワードとしたテンポの速いサッカー
●オシム→マンツーマンをベースにスペースに選手が流れ込んでいくサッカー
●ジーコ→中田・中村・小野など中盤のタレント力を全面に押し出したサッカー
●トルシエ→フラット3をベースに守備ラインを前にし圧縮したサッカー

などなど「監督がどんなサッカーを目指しているか」が見ている側にも伝わっていました(それが実現したのかは別問題として)。
結果それぞれの政権ではデュエル・フラット3などその政権を象徴するキーワードも生まれていますよね

では森保監督のサッカーはどんなカラーなのかというと明確なものがないです。

あえて上記のように一言で表そうとすると
●森保監督→リスク管理を徹底したバランス重視のポゼッション・カウンターもできるニュートラルなサッカー
になります。

「バランス重視」「リスク管理(無理をしない)」がキーワードになります。

相手によって戦術を変えらえる=カラーが見えにくい
↑がつまらなさの理由です。
サッカーに主体性がないとも言い換えられます。

相手に依存する戦い方なので相手がつまらないサッカーをすると、必然的に森保JAPANのサッカーもつまらなくなるので、真剣度が薄い親善試合や予選の消化試合などで、見どころが少ない薄い試合が頻発するようになってしまいます。

●歴代の監督と違い目指すサッカーが不透明
●相手によって戦術を変えるので、ゲームの面白さが相手次第
●主体性がないので消極的なサッカーに見えやすい

さらに、つまらなさに拍車をかけているのが次の理由です。

理由❷ 相手の良さを消すのを優先

サッカーで相手よりも優位に立つ方法は大きく分けて2つです。

❶自分のチームの良さを出す
❷相手のチームの良さを消す

監督が目指すサッカーはこの2つに大きく分類できます。
❶の代表格はグアルディオラやビエルサ
❷の代表格はモウリーニョやカペッロ
があげられます。

「サッカーの内容を重視して結果を求めるタイプ」か「内容は度外視で結果だけを求めるタイプ」
とも言い換えられます。

森保監督は❷(内容は度外視で結果だけを求めるタイプ)です。

自チームが❷の場合、相手が❶であればスタイルが噛み合いスペクタクルな試合になる可能性がありますが、❷のタイプのチーム同士だと、「互いが相手の良さを潰しあう」展開になり、しょっぱい試合になりがちです。

さらに近年はヨーロッパ勢がネーションズリーグというヨーロッパ圏内のみでのリーグ戦を2018年から始めて、日本はヨーロッパ勢との親善試合が困難になった結果、強豪とのマッチアップができなくなったのが上述のしょっぱさを増す要因になっています。

●相手の良さを消す結果重視のサッカー観
●相手も良さを消すタイプだと塩試合になりがち
●ヨーロッパの強豪とマッチメイクできないのでより試合がつまらない

理由1,2に加えて試合内容をつまらなくしている要因が3つ目の理由です。

理由❸ 攻撃の崩しが一辺倒

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攻撃の崩しの形は
「サイドで1対1を作り個人技での突破で崩す」の一辺倒です。

上手くいかない時の解決策もサイドの選手を入れ替えるのみで戦術的な変化はほぼありません。
(W杯では大胆なフォアチェックで違いを見せましたが、これも相手のポゼッションへのリアクションなので、主体的に崩してはいません・・・)

ので、攻撃のクオリティー(機能しているか)は個人の出来に99%左右されます。
それでも三笘や伊東のクオリティーだけでも十分に崩せてしまうのがアジアや最近のマッチメイク相手の大半の現状なんです。

結果、試合を評価・分析する時に上手くいってもいかなくても理由・原因は毎回同じになります。

しっかりと評価し報道することによって地上波やネットでの議論が加熱してそれが面白さや露出につながっていくのですが、組織ではなく個人の質と判断に依存しているので、考察の深さが浅くなります。

●上手く行ったのは三笘の突破が良かったから
●悪かったのは三笘の突破が対策されて不発だったから
端的にまとめられてしまうのが森保サッカーなんです・・・

●崩しはサイドハーフの個人技に依存
●サイドバックの攻め上がりなどリスクがある攻撃はしない
●上手くいかない時の理由は基本同じなので考察の深さがない

理由❶❷❸が組み合わさることにより理由❹の試合結果になりがちで、よりスペクタクル度が低下してつまらなくなります↓

理由❹ 逆転勝ちが少ない(先行逃げ切りでしか勝てない)

W杯のドイツ戦・スペイン戦はリスク最大の前からのプレスがハマり逆転勝利をしましたが、それ以外の試合を振り返っての森保JAPANの逆転勝ちは、

●アジア杯初戦のトルクメニスタン戦
●アジア杯のウズベキスタン戦

のみです
通算戦績 64試合41勝10分け13敗(2023年5月現在)の41勝の中でドイツ・スペイン戦も含め4勝だけの逆転勝ち。
その割合は10%、さらに親善試合では0%になってしまいます・・・

逆転勝ちが少ないのは前述の3つの理由が密接に関係しています。

理由❶❷=相手に合わせて相手の良さを消すサッカー
同点リード時は相手が出てきてくれるので、相手の出方を伺うことができリアクションできる。
しかし、相手がリードしたら相手は動く必要がないので、こちらからアクションをする必要がある。

そして、アクションをしなくてはいけない時の手段が理由❸のみになってしまう。
結果、守っている相手を崩しきれず敗戦を繰り返すのが現状です。

「先取点を取ったら先行逃げ切りで勝つことが多いが、先取点を取られるとほぼ逆転勝ちはできない」
という試合展開が毎回ほぼ一緒でスペクタクルに欠けることがつまらない大きな理由です。

●劣勢を跳ね返す手段が少ない
●先行逃げ切りに特化、試合運びがパターン化されてしまう
●ドキドキする劇的な逆転ゲームがほぼない

理由❺ 優等生ばかりの選手選考

監督や選手のキャラクターはメディアへの露出に直結します。
アクの強かったトルシエ・オシム・ハリル監督などは発言も注目されて、会見などでの報道も多く「オシム語録」などもありました。
ジーコ・岡田さん・ザッケローニ監督などは良い人の柔らかい雰囲気の監督でしたが、選手に中田英寿や本田圭佑がいてメディアの目を引くアクの強い選手がいました。

では森保JAPANはどうかというと、監督も含め言うことをちゃんと聞く優等生の好青年タイプが多いです。
昔の日本代表を思い返すと本田・中田の他に闘莉王や大久保や小笠原など、自分がもし監督だったら絶対指示を無視されるだろうなぁっていう手綱を引くのが難しそうな選手が2,3人いたものですが、森保JAPANではいないです。

鹿島の鈴木優磨選手が呼ばれないのはこの部分の要因がとても大きいと思います。本人が辞退しているという報道がありますが、2018年の就任時から話題になっていて活躍を続けている鈴木選手が、一度も招集なしなのは異常事態です。

つまり試合に加えて選手選考も意外性が少なく話題性に欠けることがつまらなさの最後の理由です。

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●問題児を排除している優等生ばかりの選手選考
●選手選考に意外性がなく話題になりにくい
●プレー以外で話題を提供できる選手が少ない

まとめ それでも私は森保監督を支持する

森保JAPANのサッカーがつまらない理由を5つに分けて説明してきましたがまとめます↓

●相手に合わせるサッカーで自分の色がない
●相手の良さを消すことにプライオリティー
●攻撃も含めリスクを極力負わない
●スペクタクルな試合展開がほぼない
●選手選考も予想ができ、選手交代も想定しやすい

とまぁ散々言っていますが、私は森保監督に頑張ってほしいと思っています。
なぜなら

代表チームは内容よりも結果が全て
だと私は思うからです。

内容はク○つまらないですよ!でも結果は残していることをしっかりと覚えていてください
●W杯ベスト16進出
●アジア杯準優勝
●東京五輪4位
●韓国相手に3-0で勝利

立派な戦績ですよ。

ので、皆さんも上記をしっかりと気に留めながら応援してください。

W杯後の強かった時期についての記事はこちら

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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