まぁまぁ苦戦したグループリーグを2位突破しての決勝トーナメント初戦の相手は、色々あって首位通過してきたバーレーン。
ここまで毎試合失点と一定の不安の中、負けたら終わりの一発勝負の初戦をざっくりとまとめます!
現状のベストメンバーできたスタメン
▽GK
23 鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー)
▽DF
4 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
16 毎熊晟矢(セレッソ大阪)
19 中山雄太(ハダースフィールド/イングランド)
22 冨安健洋(アーセナル/イングランド)
▽MF
6 遠藤航(リヴァプール/イングランド)
10 堂安律(フライブルク/ドイツ)
13 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス
17 旗手怜央(セルティック/スコットランド)
20 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
▽FW
9 上田綺世(フェイエノールト/オランダ)
よくない報道が出た伊東がベンチスタートとなったスタメン。
(伊藤洋輝も同じような報道が昔でましたが、なんか消えたように大ごとにならないと良いですが。。。)
バーレーンのやり方がとてもやりやすかった
前線に高い選手が揃っているので、勝つことを最優先で「ロングボールを多用してこぼれ球合戦」をしてくるかと思いましたが、とても行儀良くしっかりとサッカーをしてこようとしてくれたので、結果ちゃんとサッカーをし合って順当に勝った印象の試合。
バーレーンは後方からしっかりと繋いで、前線のサイドまで持ち込めても中央が薄ければ、後ろに戻して作り直してきてくれました。
日本目線だとGKの鈴木が少し不安な分、雑にでもクロスを入れてこられた方が嫌だったし、実際何度かCFに納められたシーンも散見されたので、そこは本当にラッキーだったように感じます。
日本はコンディションが上がって連携も↑
上述の相手との相性の良さと同時に、ピッチコンディションへの慣れと体調も良くなってきたし、メンバーがある程度固定されてきたので、ここでのコンビネーションも上がってきたなど、攻撃も多彩で今大会に入ってから一番安心できる展開となりました。
前日に韓国の試合を見ましたが、フォーメーションを固定して押し上げる韓国と比べても、内と外の使い分けでのポジショニングのチェンジでバーレーンを揺さぶり続けました。
特に、毎熊の内と外の使い分けが秀逸でした。
先制点のきっかけのシュートでのポジションに象徴されるように、
堂安が中に入れば外に張り出す。
堂安が外に張れば中に侵入と
縦並びにならないでナナメのポジションをキープして、ボール運びの円滑化を実現していました。
結果、久保を絡めての3人でのローテーションも可能にしていたし、逆サイドでの中村の仕掛けとフィニッシュを促すなど、とても左右のバランスが良かった試合でした。
攻撃のバランスが良いので守備は無理しないでOK
攻撃が前の人材+毎熊で崩せたので後方はCB+中山・遠藤が無理をして上がらなくて良いので、この4人で相手の2枚を相手をすれば良かったので、とても安定しました。
ピンチは失点した流れでのザイオンの半パニック時くらいで、ほぼほぼ完封でした。
真ん中で富安・板倉・遠藤がいるときの磐石感が復活してきましたね。
できれば失点がない状況にして誰か1人を交代で休ませたかったですが、内容的に流すことができた終盤だったので、体力的にもメリットを感じられる試合でした。
準々決勝の相手はイラン
予想以上にシリアに大苦戦したイランが次戦の相手。
今の日本にとって一番嫌な相手のタイプは、
ロングボールで競り合い→
こぼれ球でガチャガチャ→
審判中東でピッピ吹く→
セットプレイで失点
の流れが一番予想できる嫌な相手なのですが、イランはしっかりと繋いでくるのでやりやすい相手ではあります。
ただ、その後のカタールが今大会最大の相手だと思っているので、是非とも延長いかずにしっかりと勝ってくれることを期待しています!
とにかく、1試合でも多くこの代表の試合を見たいです。
応援しましょう!