トルコのクラブとの契約を解除してフリーの中島翔哉選手にJリーグ復帰の噂が出ています。(ニュースはこちら)
移籍先の有力候補は浦和レッズとヴィッセル神戸。
この記事では上記の2クラブだとどういった使い方をされるのかと現実味はあるのか。
さらに他のクラブでも可能性はあるのかを考察していきたいです。
中島翔哉の個人的評価
世間での評価は
●王様として振る舞う
●守備をしない
●楽しさ優先
●自由を与えたら輝く
という感じが多いが、
中島が守備をしないというのは当てはまっておらず、むしろよく戻って守備するし2列目からのプレスなどは上手い選手です。
ただ、いかんせん「気分屋」すぎるのが難点でポルトで監督をブチギレさせたのもこの部分・・・
試合ごとの調子のムラが激しく、さらに1試合の中でも調子のムラがあります。
「さっきまで強くあたりにいって守備したのに、なんで急にサボるの??」みたいな本人にしか分からないような落差があります。
(この部分の印象が強いので「守備をしない」と思われるのだと考えます)
ポルティモネンセくらいの下位のチームだと中島の不調で負けても、シーズン中の中島爆発の試合での勝ちで残留できて中島の存在が輝くのですが、常勝が必要なポルトだと一度の中島の不調での負けが優勝を逃すことにつながるので、基本ジョーカーでの扱いで終わってしまい、そのままトルコから現在までの迷走につながってしまっています。
一番活躍できそうなのは神戸!だが必要度は低い
上記の気分屋で自由に動いて掻き回すのは相手の脅威にもなるし自チームのリスクにもなります。
ので、なるべくそのリスクを下げられる状態のチームに移籍すべきです。
神戸なら
左の汰木のところに入れれば、運動量の高い佐々木や斎藤がカバーできるので、中島の動きへのフォローはしやすいですし、大迫という絶対的にターゲットがいるので、中島へのマークも薄れるので輝きを増すはずなので、Jリーグに復帰するなら神戸が一番いいと思います。
ただ、汰木のバックアップにはパトリッキがいてしっかりと結果を残している上に、大迫・武藤のバックアップと斎藤・山口の負担を軽減できる選手とCBの控えが最重点補強ポイントで汰木のところは数少ない補強の優先度が低いポイントになります。
実際に中島より去年も在籍した橋本拳人の噂が出ているように補強箇所はそこじゃない感が強いです。
また、中島自体は周りに合わせるタイプでは全くないので、現状うまくいっているチームに加えるべきのない劇薬だと判断される可能性も高い・・・
ただ、「中島自身にとってベストの移籍先となるのは神戸」だと思います。
汰木が海外挑戦で抜けたらあり得るかなというくらいの実現度だと考えます。
現状資金面でも最も現実味のある浦和レッズ
もし加入したら関根を外して左の前目に置くことになるのが予想されますが、中島の自由な動きをカバーするには関根が必須だと考えます。
そうすると中島トップ下で関根を左に置くことになるかと思いますが、中島が中央で自由に好き勝手に動くのはチーム全体への影響が大きすぎるので、やはり左に使いたい・・・でもそうすると誰が中島のアンバランスを保つの?というジレンマに陥ると思います。
中島の自由を担保とするため伊藤と岩尾の攻め上がりが自重されることが攻撃の厚み減少に直結するかと思います。
ただ、守備は安定しているが攻撃面でも崩しのクオリティが不足している現在の浦和の課題を一気に解決できる可能性があるのが中島加入という一手であるとも言えます。
中島の個人の力を引き出せれば、現状の守備のバランスを崩さずにバージョンアップできるので、一気に優勝も視野に入れられる起死回生の補強となります。
ただ、上述のようにそのバランス取りができるの?という配置と人材なので、中島を右に入れて酒井と左の関根でバランスを取れれば良いですが、ギャンブル感が強いのが率直な感想です。
それなら前線で張って得点力も期待できて安いオナイウ阿道の方が良いんじゃないかって思います。。。。(獲得の噂はないけど)
じゃあ他のクラブはどうか?
他のクラブだと
●名古屋→攻守分業で前残りさせられるので、一番のオススメ!
●川崎→ポゼッションスタイルだし左はいないので、ハマると思うがそれ以上にCFが必要
●FC東京→組織がまだまだ未完成の現状で入れるのは劇薬すぎる
●マリノス→合うけどエウベルいるし必要ない
●セレッソ→香川がいてくれれば輝く、けど現実味はないというか必要度はない
●鹿島→鈴木優磨と喧嘩するからダメ
●広島→前線の崩しで苦戦しているので、補強としては良いけど広島は博打しない
●その他→年棒的に厳しいので現実的ではない
名古屋・川崎なら居場所はあるが条件付きというのが現状です。
まとめ
やはりいい意味でも悪い意味でも「影響度が大きい」選手。
中島選手自身が輝くのなら
●システムとサッカー的には神戸が最適
中島によってチームの課題を解決するという点では、
●守備は安定しているが崩しのクオリティーが足りない浦和が最適
しかし
●神戸の補強すべき箇所は他のポジション
●浦和で中島を活かすためには大きな配置転換が必要
と金額的に中島の年棒を払えそうな2チームの中島優先度は低いと言える。
それ以外のクラブも中島を取る必要度は低いのだが、唯一あり得る流れは↓
神戸・汰木、マリノス・エウベル、名古屋・マテウスここら辺の選手が海外へ流出した場合の穴埋めとして獲得されることは十分考えられる・・・
ただ、現状その話はないので可能性は低いか。
でも、Jリーグ復帰が厳しかったら、カタールももう厳しい中島はどこに行くのだろう?
韓国とかワンチャンあるのかなぁ〜〜
韓国行くのなら新潟or札幌あたり行ってほしいなぁ〜〜〜
以上「中島翔哉選手がJリーグ復帰」をするならどこが現実味があってどんな使い方をされそうなのかの考察でした〜〜
最後までありがとうございました!
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