U20アジア杯 3戦 攻守分業サウジに勝利し首位で決勝T進出

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第3戦サウジアラビア戦、前回の記事でグループリーグ首位通過への大一番と言っておきながら、サウジアラビアが中国に0-2で敗戦し日本は負けない限りは、首位で決勝トーナメントに通過できる非常に楽な展開となったが、、、

目次

負けたら2位は確定_2点差以上の負け3位の可能性もある

今大会は得失点差より直接対決が優先されるので、サウジに負けるとサウジが一位になる。別カードで中国が勝つと1点差で2位、2点差で3位とターンオーバーができるほど余裕がない微妙な状況で試合開始となった。

●一位で抜けると決勝T初戦の相手→ヨルダン

●二位で抜けると決勝T初戦の相手→韓国

スタメンは前戦から4名変更_長崎の安部大晴が初先発

保田堅心、甲田英將、髙橋仁胡、佐野航大が外れ、横山歩夢、安部大晴、山根陸、松田隼風が先発に名を連ねた。安倍は今大会初先発。スタメンはこちら↓
GK
●木村凌也(日本大学)
DF
●田中隼人(柏レイソル) 
●菊地脩太(清水エスパルス) 
●屋敷優成(大分トリニータ) 
●松田隼風(水戸ホーリーホック)
MF
●松木玖生(FC東京) 
●安部大晴(V・ファーレン長崎) 
●山根陸(横浜F・マリノス) 
●横山歩夢(サガン鳥栖)
FW
●北野颯太(セレッソ大阪) 
●熊田直紀(FC東京)

日本のスタメン

サウジは5-2-3の変則フォーメーション

サウジアラビアのフォーメーション

サウジアラビアは5-2-3と中盤を2枚しか置かないフォーメーションで、前線に張る3枚と後ろに残る5枚と攻守分業がはっきりとした配置だった。結果、図における黄色で記した部分がすっぽり空くので日本は相手の前線のプレスをうまく剥がせれば黄色のスペースを使いチャンスを得る、一方でボールロストの仕方が悪いと相手は3枚残っているのでカウンターを受ける形となった。

●日本は前線からのプレスを抜ければ、黄色のスペースを活かしそのまま押し込める

●サウジは良い形でボールを取れれば前線の個人技でゴールを奪えそう

でも日本の先制点はカウンターの流れから

凸凹のピッチの影響もあり自陣でミスが多い日本は相手のシンプルなロングボールからの9番の個人技に苦戦するも、山根が相手の右WGの上がった裏にミドルパスを通しその流れから松木が15分に先制点を上げる。

スペース消す布陣にしておいて、サイドを上げるんならサウジは最初からWGをもっと前にすべきだったね。

先制した後も日本はミスからボールロストを繰り返すも相手のミスとGK木村のファインセーブに助けられる。

後半は両チームともフォーメーションを変更

両チームともに1名づつ選手を交代した後半
日本→5-4-1
サウジ→4-2-4

後半の両チームのフォーメーション

勝たなくてはいけないサウジが前線をさらに増やして4-2-4とより攻守をはっきりさせた布陣にした結果、日本は無理に自陣でボールを持たなくなり不用意なミスが減り相手にボールを持たれる時間が増えるも前半よりも落ち着いてサッカーができていた。

●サウジが前線の人数が増やした結果、日本はビルドアップを無理にしなくなったので日本の危険は減少

同点にされた後、値千金のCKからの松木の得点

個人の力はあるサウジの選手にCKから追いつかれた日本。中国戦に続き今大会2失点もCKから決められ嫌な空気が流れ始めるが失点からすぐに得たCKから松木が本日2点目を決めて勝ち越し。試合はこのまま大きな動きが起こらず無事に2-1で日本が勝利、3連勝で決勝トーナメント1回戦のヨルダン戦に臨む。

次戦は3月12日(日)23時キックオフ

初戦の序盤に失点するなど危なかしい場面の多かったU20代表ですが、終わってみれば3連勝でグループリーグを突破。2失点が両方ともCKからと課題もはっきりする中、松木や熊田などがこれからも得点を続けられるのかがポイントになる。

●ヨルダン戦に勝てばW杯出場決定
●失点は全てセットプレイからなので要改善
●松木は得点以外でも大車輪の活躍

次は日曜です。この時間はソシエダvsマジョルカが22時からあり、被るのでお好きな方を視聴ください。最後まで読んでくださりありがとうございました!

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