U23 2vs0 ウクライナ スコアは快勝だがかなり疑問視

先週のマリ代表との試合（記事はこちら）は、開始早々に先制するも、

後方からの組み立てでのミスで追いつかれ→
身体能力の高い相手とのぶつかり合いに押されて劣勢から逆転→
終盤にカウンターから玉砕

で、1-3の結果も内容ともに完敗の試合をしてしまったU23日本代表。

来月には予選を兼ねたU23アジア杯が控える大事な局面でのウクライナ戦をざっくりと振り返ります！
（U23アジア杯を全試合見れるのはDAZNだけです・・・地上波は1月のアジア杯と同じで3試合だけです(^◇^;)）

大きくメンバーが変わったスタメン

▼GK
23 小久保玲央ブライアン（ベンフィカ／ポルトガル）

▼DF
4 関根大輝（柏レイソル）
25 鈴木海音（ジュビロ磐田）
5 馬場晴也（北海道コンサドーレ札幌）
17 大畑歩夢（浦和レッズ）
▼MF
8 藤田譲瑠チマ（シント・トロイデン／ベルギー）
16 松木玖生（FC東京）
13 荒木遼太郎（FC東京）
▼FW
19 山田楓喜（東京ヴェルディ）
18 染野唯月（東京ヴェルディ）
10 佐藤恵允（ブレーメン／ドイツ）


主力の藤田・松木とともにFC東京で4得点と復活の予兆が見えている荒木が入った中盤。

準主力で臨んだアジア競技大会で活躍した佐藤と馬場もスタメンに入った。

ウクライナに大分助けられた90分間

前半を0-0で折り返し、後半立ち上がりのCKから先制し、終盤にカウンターの流れから突き放すと
先週のマリ戦でやられたことをそのまま返したような試合内容。

スコア的にも完勝の試合内容でした。

ただ、ウクライナが良くなかった。
グラウンダー縦パスでの繋ぎ一辺倒だった先週の日本代表のように、
ロングパスは全くなく、組み立て一辺倒でさらにその精度が低かった（特にGK）繋ぎ部分での、ボールロストからの日本のチャンスが前半だけでも4回はありました。


日本としては、待ち受けているところにくる攻撃なので、怖さは少なく無失点で終えられました。
守っている側としては、「なんでロングボールを使わないんだろうと？」疑問に思いますが、
日本も先週同じことをしたので、試合中で気づいてチーム全体で変えるのは難しいところなのでしょうかね・・・

本質的な問題解決はできていないA代表と同じ問題

ロングボール対策という課題は相手がやってこず解決！

もう1つの課題だった日本のビルドアップの面は藤田が入ったことで、解決しました。

CBの2人も良かったですが、
藤田が早いパスだけでなく、相手を引きつけながら時間を作ることで、
先週には無かった「緩急のリズム」をつくれました。

ただ、組織的なシステム変更での問題解決はされておらず、
A代表と同様に選手を入れ替えだけで解決された状況です。

正直これが一番手っ取り早い解決法なのですが、
あくまで個人の力量での解決なので、相手が藤田を消してくればそれで手詰まりになる解決方法なので、
これでOKにするのはあまりにも危険です。

課題は残ったまま臨む本番のアジア杯

アジア杯前最後の試合を終えて4月の中旬から予選を兼ねた大会は始まります。
（3位までは予選突破、4位はプレーオフ）

A代表と同じかそれ以上に個人の力量がそのまま出るサッカーなので、アジアレベルなら行けると信じつつ、
組み立てからのミスから勝手に崩壊の未来もチラつく状況で、全力で応援していきたいと思います！

（U23アジア杯を全試合見れるのはDAZNだけです・・・地上波は1月のアジア杯と同じで3試合だけです(^◇^;)）
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まだ一度も成果報酬が無いのです・・・・