48枠に拡大する2026ワールドカップのグループリーグ組み分けをシュミレーションしてみた

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前回の記事で参加48ヶ国を選出したが、その48ヶ国を本大会のレギュレーションに従ってグループ分けをおこなった場合どのような組み分けになるのかを検証してみました!

枠拡大をしてもいわゆる「死の組」は成立するのか
それとも1強3弱のような一部の国にとっては予選にもならないような状況になるのか?
さらにこの48ヶ国の枠拡大が日本代表のベスト8進出の目標に影響を与えるのかも検証したい!

参加国48ヶ国は下記の通り↓

  1. イラン
  2. 韓国
  3. UAE
  4. イラク
  5. サウジアラビア
  6. 日本
  7. オーストラリア
  8. カタール
  9. アルジェリア
  10. チュニジア
  11. ナイジェリア
  12. カメルーン
  13. マリ
  14. エジプト
  15. ガーナ
  16. セネガル
  17. モロッコ
  18. ブラジル
  19. アルゼンチン
  20. ウルグアイ
  21. エクアドル
  22. ペルー
  23. コロンビア
  24. カナダ
  25. メキシコ
  26. アメリカ
  27. コスタリカ
  28. パナマ
  29. ジャマイカ
  30. ニュージーランド
  31. セルビア
  32. スペイン
  33. スイス
  34. フランス
  35. ベルギー
  36. デンマーク
  37. オランダ
  38. クロアチア
  39. イングランド
  40. ドイツ
  41. ポルトガル
  42. ポーランド
  43. ウェールズ
  44. ウクライナ
  45. スウェーデン
  46. 北マケドニア
  47. チリ
  48. コンゴ民主共和国

常連国で出れなかった主な国は、
イタリア、ノルウェー、アイスランド、トルコ、ボスニア、ギリシャ、ロシアなど

※選出国は2022年W杯の予選の成績に準拠して選んでいるので、北マケドニアにプレーオフ1戦目で負けたイタリアは敗退扱いにしています。イタリアを入れたい方は「北マケドニア→イタリア」に脳内変換してください。

目次

ポッド分けはFIFAランクに準ずる

ポッド分けは2022年12月22日に発表されたFIFAランクを用いました。
48ヶ国を12づつ4つのグループに分けてポッド分け。
ポッド1には開催国枠としてメキシコ・アメリカ・カナダの3カ国を加えた。


ポッド1 ()はFIFAランク

アメリカ(13)メキシコ (15)カナダ (53)
ブラジル (1)アルゼンチン (2)フランス (3)
ベルギー (4)イングランド (5)オランダ (6)
クロアチア (7)ポルトガル (9)スペイン (10)
ブルーは開催国枠

カタールW杯でベスト4に入ったモロッコがポッド1に入れず。
アメリカがちゃっかりと13位までFIFAランクを上げていることにより開催国枠でなくてもポッド1確定でびっくりしました。日本と同じベスト16止まりなのだがグループリーグを1勝2分と負けなしで乗り切ったのが奏功したか。
そしてランク8位のイタリアが48枠開催なのに出れていないことに、自分の選出方法がおかしかったのではないかと改めて自問する結果になった。

ポッド2 ()はFIFAランク

モロッコ (11)スイス (12)ドイツ (14)
ウルグアイ (16)コロンビア (17)デンマーク (18)
セネガル (19)日本 (20)ペルー (21)
ポーランド (22)スウェーデン (23)イラン (24)

FIFAランクの順位通りの振り分けとなったポッド2。
ドイツ、メキシコなどの強豪国に加えアジアの2カ国がここに入り、上位進出へ有利なポジションを確保できる結果となった。
日本としてはポッド2に入れると上位進出の難易度が飛躍的に変わるので、現状の20位前後をキープすることの大事さを強く感じさせる結果であった。

ポッド3 ()はFIFAランク

韓国 (25)ウクライナ (26)オーストラリア (27)
ウェールズ (28)セルビア (29)チュニジア (30)
チリ (31)コスタリカ (32)カメルーン (33)
ナイジェリア (35)エジプト (39)アルジェリア (40)

FIFAランク25〜40位のチームがこのポッドに入った。
この中でカタールW杯で決勝トーナメントの進出できたのは韓国・オーストラリアの2カ国のみとある意味実力を反映している結果となった。
ちなみにこのランク内で本戦参加ができなかった国は34位オーストリア・36位ハンガリー・37位ロシア・38位チェコと見事にUEFAの国々が並ぶこととなった。

ポッド4 ()はFIFAランク

エクアドル (41)マリ (45)サウジアラビア (49)
ガーナ (58)カタール (60)パナマ (61)
ジャマイカ (64)北マケドニア (65)イラク (68)
UAE (70)コンゴ民主共和国 (73)ニュージーランド (105)

他のポッドと比べて41〜105位と広い範囲から選ばれたこのポッド。
意外にもエクアドル・ガーナがこのポッド入りとなり。
エクアドル・ガーナが入ったグループが比較的厳しい組み分けになるのではないかと予想した。

ウィスキー片手に厳正なポッド分けを行なった結果がこちら

開催国枠としてメキシコをグループA、アメリカをグループE、カナダをグループIに組み分けした後に抽選を行なった。
また同じ連盟に所属するチームは、16チームが出場するUEFA(ヨーロッパ)を除いて、12のグループにそれぞれ分離されるため、同組になることはない。

ABCD
メキシコアルゼンチンフランスブラジル
スイス日本スウェーデンセネガル
チリウクライナコスタリカセルビア
ガーナニュージーランドマリUAE
EFGH
アメリカポルトガルオランダベルギー
ドイツモロッコデンマークイラン
ウェールズオーストラリアチュニジアアルジェリア
コンゴ民主共和国パナマエクアドルジャマイカ
IJKL
カナダクロアチアイングランドスペイン
コロンビアポーランドウルグアイペルー
韓国カメルーンエジプトナイジェリア
北マケドニアカタールサウジアラビアイラク

結果 : いわゆる「死の組」はできなかった

死の組と言われそうな組み分けとしては「ガーナ・韓国・ドイツ・ブラジル」などが有り得たが死の組はできず全体としてバランスの取れたグループ分けになった。

ポッド4のエクアドル、サウジアラビア、ガーナとそれ以外で大分実力に差があると思われるの3国が、どこに入るかがそのグループの難易度を大きく左右する結果となった。

またグループH,Iが1強3弱のグループになったが他は該当せず意外とグループ突破国の予想が難しい区分けになった。

日本代表の組み分けを見ると日本の過去の大会でのグループリーグの難易度と比較すると格段と難易度が下がった印象はどうしても受ける。

カタール大会までは4年間の中でアジアカップ、最終予選、W杯本選と手に汗握る試合があったのだが最終予選はほぼ消化試合、本戦のグループリーグも格下と2試合、親善試合では欧州とマッチメイクできないと、4年間の中で目玉となる試合が一気に減ってしまうことが懸念としてあります(^◇^;)

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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