28節 神戸vsC大阪 前に出れて守備ができた神戸が至高の勝利

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前節、広島に完敗して斎藤が抜けてからの不調から抜け出せないトンネルの中にいる首位・神戸
10人に相手が減った鹿島との上位決戦で得点を奪えず、ここで負けると優勝の芽が消えるセレッソ。

優勝のために絶対に負けられない両者の上位決戦をざっくりとまとめます!

目次

メンバーを入れ変えた神戸

●ヴィッセルのスタメン
アンカーに扇原、IHに井出、佐々木が汰木に代わり左WGに入った
●セレッソのスタメン
2トップのセアラの相棒に北野が先発に名を連ね、他は変わらず

シーズンを通してメンバーを固定傾向だった神戸だがこの試合では2人ほど変えてきた。
特に扇原は前回の出場時に途中出場に関わらず途中交代と散々な出来だったので、プレイが心配されたがこの試合ではしっかり中盤の舵取り役をこなし、試合を安定させた功労者となった。

前節の広島戦(記事はこちら)はディフェンスが下がりすぎてアンカーの両脇に入ってくる選手に後手を踏んで、試合の主導権を相手に奪われてしまったが、今節はセレッソのキーマンである両SMFの外国人コンビに神戸SBがしっかり前に出て止めることができていました。

●前に出て止められなければ→
●インサイドハーフが素早く帰陣してヘルプ→
●それも難しければWGも含めてエリアまで帰陣
ができていました。

アンカーが自分の持ち場でステイできるメリットがある分、インサイドハーフの運動量が求められる戦術でしたが、全員がサボらずアタックアンドカバーを繰り返すという基本戦術を完遂できたのが神戸にとって良かったです。

前半は馬力を出して前線からのプレスをする神戸が全体的なペースを握るも、だんだんとセレッソも相手の第一プレスを掻い潜り良い形で外国人コンビにボールを配給できる状況もでき始めるくらいの段階で前半は終了しました。

そんな互角な状況で先制したのは、佐々木の裏抜けで一気に裏返せた神戸。
神戸がリードしてからは守りとカウンターに徹して、久しぶりに強い神戸らしい試合展開で1-0で快勝できた試合でした。

外国人コンビの足元ばかりだったセレッソ

セレッソの課題は、
「崩しの局面は外国人コンビの個人依存」
だと思います。

それを信じてサポートはせずに中でフィニッシュの人数を増やすのは合理的で、シンプルながらも効果的な戦術なのですが、それを徹底するあまり足元が増えて裏抜けやスペースへの無駄走りが減ってしまっているように感じます。

奥野が復帰したので、運動量のある選手が入ることにより大分解消されるでしょうが、惜しむらくはこの試合のまでに復帰してほしかった。北野もこの役割をせずにフィニッシュに特化したような動きになってしまったので、前に出てくれ神戸のSBの裏のスペースを使えず、相手の前進守備を牽制できなかったのが痛かったです。

ただ、ポゼッションでの崩しはある程度できていたので佐々木の先制がなければ展開は変わっていた結果論ですが・・・(^◇^;)

セレッソはこの結果で優勝は厳しくなったように感じます。。。。

まとめ

快勝でここ数試合の嫌な雰囲気を吹っ飛ばした神戸は次節マリノスとの頂上決戦です!

セレッソは次節は最下位の湘南なので、しっかりと勝って食い下がりたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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