23シーズン後半戦の開始を告げる今節。ヨーロッパに移籍する選手が例年以上に多く、特に伊藤涼太郎、小川航基など日本代表に入るためには海外移籍が必要!という位置の選手の移籍も目立ち、さらにガンバの半田や山本などオリンピック世代の移籍も活発になってきました。
そんな中での今節の各試合をまとめていきたいと思います。
その2はコチラ
G大阪 2 vs 1 鹿島
ガンバはジェバリの代わりに宇佐美が1トップでスタメン入り、鹿島は染野が久しぶりのスタメン入りを果たした。
鹿島はある程度ブロックを引いて跳ね返す守備を狙ったのでしょうが、前からのプレスが機能せずディフェンスラインを下げる結果、ボランチも下がりエリアに人が過密して、ボール回収ができない上にサイドに押し込まれて展開されるので、そこからズルズルと失点してしまいました。
ゴールの近くでプレイできれば宇佐美の閃きが輝くので、宇佐美に対してはなるべくゴールから遠くで触らせるために前からのプレスを強くして、ロングボールを蹴らせれば、
●宇佐美は下がる必要がある(ディフェンスラインを上げられるので)
●宇佐美は競り合いに弱い
とデメリットを強調できるのですが、染野のプレッシングの問題か鹿島のプレスがいつもよりも弱く感じました。
ガンバはリーグ戦5連勝で順位も14位まで上がりました。ここから下位のチームと連戦なので、連勝を続けられると一桁順位まで一気に行けそうな雰囲気になってきました。
湘南 0 vs 6 鳥栖
湘南は町野がベンチで2トップはタリクと大橋になった。鳥栖は前半戦と変わらないメンバー。
鳥栖が6得点というのがJリーグファンとしても馴染みのないスコアで、結果を見てすごいびっくりしました^^;。
鳥栖はFWの補強が必要とずっと言っていまして、小野裕二はマリノス時代の印象が強く、トップ下が適正ポジションと思っていたのですが、特に2得点目のシュートを見ると「あれ?もうストライカーが本職なのか!?」と思うようになってしまいました。
PKも決めて圧巻のハットトリックでした!
岩崎・長沼の突破を湘南が止められませんでしたね。(特に岩崎のサイド)そうすると中央での守備が後手後手になって失点を重ねてしまいました。
湘南はこれで町野が移籍してしまったらどうなるんだろうと恐ろしくなってしまいました・・・
横浜FCも良くなって、新潟は前半戦の貯金があります。柏はなんとも言えないですが、湘南が降格の大本命になってきてしまいました・・・
広島 0 vs 1 マリノス
暫定首位のマリノスと広島の上位対決。
アンデルソン・ロペスが普段よりも左サイドに流れてきて組み立てに参加して、そこからエウベルなどに展開し崩す意図を感じた。
住吉vsロペスだとミスマッチなので広島はCBの荒木がロペスについていき自由を奪いに行くがロペスなので良くて五分、マリノスは空いた荒木のいたスペースを有効活用する理に適った戦術で崩しにかかる。
ただゴールはエウベルが速さでぶち抜いてそのままゴールという戦術を個人で破ってしまったゴールでした。はえぇ・・・
マリノス強いですね。
後半の後半からは攻守分業で前は個人で攻め切っちゃってください戦法で、しかもほぼサブメンバーでしたがそれでも攻め切っちゃってほとんど決定機に持っていくんですから・・・
FC東 2 vs 0 名古屋
ここ最近うまく行っていない東京と優勝争いのためには負けられない名古屋の対戦。
東京は俵積田がスタメンです!私イチオシで注目しています。そしてボランチが松木と安部という攻撃的な布陣。
GKがスフォビクとランゲラックでしたが、高さに加えて横幅というか単純にでかい!高いGKが日本人でも増えてきましたが強さもある選手が出てきてほしいなぁって、外国人GKを見ていて改めて思いました。
FC東京は監督がクラモフスキーさんに代わりましたが良くなったところは、18分の先制点の時(70分のチャンスも)に相手の前へのパスにCBが前に出て止めにはっきり出ました、前はここまで前までCBが来なかったですし、ここから全体で下がってリトリートしていたのですが、ここがはっきりしたのがいいことだと思います。
リトリートが悪いわけではないのですが、前はボランチは残ったりしてチグハグだったのがなくなりました。
ただ、メンツ的にもコンサ味がある戦術なので、失点する時はあっさり失点する戦術なので、この1試合で判断するのは早くしばらくは得点失点の出入りが激しい試合が続くのかとも思います。
札幌 1 vs 4 セレッソ
小柏が再度ケガをしてしまって浅野が1トップに入った札幌。中島も移籍してトップがいないのが札幌のきついところです。浅野はシャドーが適任なので、攻撃がウリの札幌なので1人ストライカーを補強したいところです・・
そしてスパチョークが先発。チャナティップがタイに帰国したのでJリーグ全体のアジア戦略のためにも活躍してほしい!
セレッソはセアラの加えてカピシャーバとクルークスを両サイドに使ってきました。
個人技でいけるサイドを潤滑油的に促進できる香川が加わると破壊力が増すので、この攻撃陣はバランスも良く強力でした。守備は(特にクルークス)はだいぶ感覚任せなので安定感では疑問符が残りますが、魅力的な組み合わせで快勝と言えるのではないでしょうか?
札幌は相変わらず気持ちの良い負け方でした!
最初の撃ち合いで失点するとそこからズルズルはお家芸みたいなものなので、開始直後の失点でまぁこうなるよねぇって感じでした(^◇^;)
まとめ
以上5試合をまとめました!
名古屋が負け方も含めて優勝を狙うのに痛恨の負けとなってしまいました。
そしてマリノスの強さ。
湘南がやばい・・・
と言った感じでした。
残りの試合もアップするのでよかったら見てください〜〜
最後まで読んでくださりありがとうございました!