J1 25節 鹿島vs新潟 鹿島の2トップが輝く快勝、新潟は決めきれず

●鹿島
前節、鳥栖に競り勝ち無敗を7まで伸ばして着々と上位に来ているアントラーズ（記事はこちら）
●新潟
前節、5連勝中と好調だった福岡を破った新潟（記事はこちら）

上位に忍び寄りたい鹿島が新潟の高品質のポゼッションを打破できるのか注目の試合をざっくりと振り返りたいと思います。

●鹿島のスタメン
広瀬がスタメンの復帰し、他はいつも通り
●新潟のスタメン
長倉が前線に入って、トップ下に高木が入った。

1点目のシーンに樋口を右MFに置く恩恵が詰まっていました↓

安西のクロスに対してボックス手前に入ってきているのが樋口です。
さらにニアに走り込んで相手を引っ張るピトゥカと、樋口の自由な動きで相手ディフェンスのバランスを崩しているのが分かります。
鹿島には3枚の良質なボランチが揃っているからこそできる戦術なので、独自性という意味でも非常に面白い戦術だと思っています。

新潟は樋口の部分が空くので三戸を中心に左サイドから崩していきたかったのですが、その前に2失点してしまったのが痛かったですね。。。リードしたことにより鹿島はそこの門を閉じてしまったので(^^;;

ただ、それでも鹿島相手にポゼッションから中央突破できるのは新潟の強みですね。
結果無得点でしたが1点取れば全然結果が変わっている試合内容でした。
それだけに、数的優位でありながら失点してしまった2失点目が悔やまれます。
この失点で主導権を鹿島相手に渡してしまったので・・

まとめ

難敵新潟相手にしっかり逃げ切れもした完勝の鹿島の次節以降は湘南→セレッソと続きます。
正直今の湘南相手ならしっかりと勝ち連勝したいですが、どうなるか？
惜敗の新潟は浦和→ガンバと続きます。
よりポゼッションできるが堅守の浦和にどれだけ挑めるかの試合になります。