最終節 湘南0vs1FC東京 我慢くらべ、タレント力で勝つ

前節横浜FCとの逆天王山を1-0で制して残留を確定させた湘南。（記事はこちら）
一方、先制しながらも札幌に逆転されて力負けしてしまったFC東京。（記事はこちら）

勢いに乗る湘南と勢いの出ないFC東京の最終節をざっくりとまとめます！

こうゆう風に勝てちゃうのが良くないのかも

●湘南のスタメン
茨田がアンカーで先発復帰。前線は阿部と大橋で変わらず
●東京のスタメン
寺山が4/1以来の先発、アダイウトンと仲川もスタメン

FC東京が競り勝った試合ですが、お互い上手くいかずにタレント力で東京が上回って勝ちましたって試合。

タレント力はあるけどサッカーの方向性が決まらないFC東京の原因の1つだと思うのが、
こういう上手くいっていない試合でもなんだかんだ個人の力で勝ててしまうところだと思う。

どのサッカーでもある程度できる選手が揃っているから方向性も決まらないし、上手くいかなくても中位には入れるので、決断が先延ばしになってしまっています。

プレスにいけない湘南、組み立てられない東京

変わらず組み立てをしっかりしたいFC東京。
でもあまりうまくいかずに侵入できない→
湘南はプレスを強めればカウンターできる→
でも、東京の前3枚が怖いのでいけない→
結果、お互い牽制し合いの試合

という静かな印象の試合でした。

決勝点はロングボールを収めて2枚を引き出したアダイウトンと、攻め上がった小泉の攻め上がりからのオシャレなフィニッシュと最終的にはコンビで崩してしまった個人技に依存したゴールでした。

まとめ

残留はできたけどやはりタレント力では来季も不安な湘南。
大橋の引き抜きもあり得るのでそこもどうするかが心配。

勝って終わったが内容は不安な東京。
ポゼッションのまま行くのならメンバーの大幅な入れ替えが必要だができるか？というオフシーズンになりそうです。