23アジア杯で再痛感した「中東での中東国の強さ」の秘密5つ

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日本代表の伊東報道からのベスト8敗退の傷が癒えぬ中、決勝は中東国同士の決戦になるなど、中東国の躍進が今大会の1番のハイライトと言えます。

日本だけではなく、韓国・オーストラリアに加え東南アジアの各国にとって非常に苦戦した、今大会を通して感じた中東開催における中東国の強さの秘密を5つ選んで紹介します。

大前提に中東とアジア全体でのレベルアップがあることをご了承ください(^◇^;)

目次

❶独特のピッチによる影響

久保選手がインタビューで「納豆みたい」(記事はこちら)と言っていたように、ドリブル時でもボールが止まるような印象の芝生でした。

ロングボールからのダイレクトなサッカーの中東に比べて、
上述の日本を含めた国は後方から丁寧に繋ぐサッカーなので、この芝生との相性が良くなかった・・・

結果、パスにおけるパススピードが大会全体で遅めの印象を受けました。
(蹴った瞬間の球足は速いのに、そこから一気に減速する印象でした。)

パスサッカーでは雨による濡れたコンディションは、球足を早めるプラスに作用する気象条件ですが、大会中一度も試合中に雨が降るシーンはなくこういった部分での差が中東の強さにつながりました。

上記のように日本などにはマイナスになりがちなピッチですが、裏へ積極的に入れ込んでいく中東スタイルにとっては、裏へのロングボールがキーパー前で止まるボールになるので、プラスの効果が大きかったです。

ピッチに合ったサッカーをしていて、その独特のピッチへの慣れが有ったのが中東の強さの秘密の1つ目です。

❷審判の判断基準のクセを知っていた

中東以外国vs中東だと、中東の審判団だったことが多かった気がするのだが、気のせいか???

いわゆる「中東の笛」のような不平等な判定は少なかったですが、
普段ヨーロッパでやっている選手、もしくはJリーグの基準から見ても違う傾向がありました↓

●球際のコンタクトはちょっと当たって痛がれば吹く
●VARが積極的に介入してPKを進言する

VARの積極的介入は今大会のとても長いアディショナルタイムとも関連しています。

上記の日本を含めたポゼッション志向のチームは、ボールロスト時の激しいプレスからの即時奪還が生命線なのですが、この激しいプレスが基本的にファウルになるので、行けなくなったのが大きかった。

日本が顕著ですが、大会を通して高い位置でボールを取り返してのショートカウンターの数が減ったのが痛かった。

逆にこの傾向に慣れている中東勢は上手く戦術に組み込んでいました。
●ロングボールをCFに競らせてあわよくばファウルをもらう。
●エリア近くでボールを持ったらドリブルで積極的に突っ掛ける。

審判が積極的にPK周りで笛を吹くので、分が悪い状況でもサイドの選手は積極的に仕掛けるのが徹底されていました。

逆にヨーロッパナイズドされた日本や韓国・オーストラリアは、1vs2だったりすると後ろにボールを下げることが多く、こう言ったところでの審判の判断基準へ合わせた戦術の熟練度の差が大きかったように感じます。

❸選手のコンディションの差、欧州組の疲労

日本の海外組に加えて韓国やオーストラリアのヨーロッパ組のコンディションが総じて低かった大会でした。

11月開催だった2022のW杯と比較しても、寒い→暑いところでのプレーの寒暖差が選手を蝕んでいたように感じます。。。

特に後半に入ってから息切れしやすいのがこれまでの中東国の特徴だったのですが、今大会では後半になっても走力が落ちず延長戦でも元気だったのが印象的でした。

普段から中東のリーグで試合選手が多い上、リーグの試合数も少なめでコンディションニングしやすいこともあり、ホームアドバンテージの強さをモロに感じる大会となりました。

❹超アウェイのスタジアムの雰囲気

2019年のUAE大会ではそこまでアウェイ感を感じませんでしたが、今大会の中東国の盛り上がりは凄かったですね。

●出稼ぎの労働者がカタールに集まっている。
●スタジアムのクオリティも高い

と、中東国のサポーターの一体感と勝ちへの欲求の強さを非常に感じました。

日本→能登地震への元気づけを信念に頑張っていた中での週刊新潮の告発での、内部からの士気を激減させる破壊行為。
結果、一丸からは遠くなってしまい中東国が持っていた「熱さ」は感じられませんでした。

韓国→ファンウィジョの性報道からの不召集もあった上、サポーターが女性のミーハー感あふれる方々が非常に多くて、ジーコJAPANの頃の日本代表にわかサポーターが大発生した時期を彷彿しました。
終了間際に負けているのに笑顔で「テーハミング」言っている姿を見ても、熱さからは程遠い印象でした。

❺ぶつ切りになりやすい試合全体のペースへの慣れ

こちらはカタールリーグの特徴でも言っていますが(記事はこちら
試合の進行がぶつ切りになりやすい。

日本の試合でも散見したが、中東国はリードをしていたら例え前半でもがっつり遅延行為で倒れて治療時間になる。

ピンチを迎える→GKがセーブ→大袈裟に倒れる→2,3分治療タイム→何もなかったようにGKは復帰
コンボがよく起こった

ヨーロッパだとここまであからさまだと注意を与えたり、怪我してても主審が流すのだがJリーグと比べても、よく止まるし全体的にスローペースになりやすいので、ここの試合全体の進行におけるペースの違いに慣れるのにとても時間がかかったように感じます。

まとめと次回のアジア杯に向けて

アジアサッカー連盟(AFC)での中東国勢の支配力は依然として強く、次回のアジア杯はサウジアラビア開催で決定済みと、日本としては中々絶望的な展開が続きます。

たかがアジア杯であってもやはりアジアの中の盟主にならない限りW杯への躍進もないと思うので、中東のサッカーに注視しながら日々のサッカー観戦をしていきたいです!!

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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