世界を賑わす三笘の何がすごいのかをビギナーにもわかりやすく解説

日本人だけでなく世界の注目銘柄になった三笘

20年見てきて歴代最高の日本人選手になるかもしれない！

中田英寿のペルージャ・ローマ、中村俊輔のセルティック、香川真司のドルトムント時代それぞれ隊長のサッカー応援人生を彩ってきてくれた素晴らしい活躍ですが、そのまた１つ上のステージに三笘は上がれるかもしれないです。2000年代で活躍した中田・中村のレジェンド二人は中盤で味方を操り、【使う側】としてチームの中心に君臨した日本人選手でした。（中田選手の黄金時代についてはこちら、中村選手はこちら）そして、香川真司選手は使う側だけだった日本人選手が使う側にも使われる側にも回って得点とアシストをできる存在として世界に名前を響かせました。得点などの輝きだけでなくチーム内で役割、相手チームへの影響度を考えた上で日本サッカーの評価を大きく上げた選手としてこの3人は隊長の中で別格の存在になっています。

三笘のプレイが自チームと相手チームに与える影響が半端ない

この記事で書いたように対戦相手は三笘包囲網を敷き、三笘の自由を奪っています。所属するブライトンは三笘のいる左に相手が寄るので右から崩そうとしたり、三笘がマークを引き連れて中に入って開いた左のスペースを使うなど三笘を囮にして攻撃しています。

存在だけで相手も自分のチームも戦術を変えられる選手なんて日本人で今までいなかった！しかも世界最高峰のリーグのプレミアで！

最高の日本人になれるかはここから3・4試合にかかっている

振り返りの記事で書いたように三笘の封じ方教科書が完成してきて、2月18日のフルハム戦では抑え込まれてチームも敗戦しました。ここまで研究されてもチームが苦しいときには決定的な仕事をしなくてはいけない存在にもう三笘はなっています。（その証拠にデゼルビ監督はどんなに疲れていても三笘を交代しません）。この世界中でMITOMAに注目されている中で三笘がその実力を証明できたら、日本人として初めて自チームと相手チームも巻き込み存在だけで試合に影響を与えられる選手になり、来シーズンにはビッグクラブで絶対的な主軸として君臨する未来が見えてくると思います。

結論というか希望

記事を通して熱くなりすぎてしまってすいません。。とにかく20年くらい見てきたただのファンのおっさんの戯言なんですが、とにかくすごいってことを言いたいだけなんです。三笘がボールを持っただけで歓声の熱が上がるあの感じ「日本サッカーもここまできたか」って思ってしまうんです。だからこそ次のステージへの扉を開けてほしい！そう思ってやまない気持ちをこの文章にぶつけました。