U23アジア杯 初戦 日本vs中国 選手採点 MOMは中盤から

退場者者を出しながら無事に勝ち切った日本（概要記事はこちら）

数的不利な時間が長かったことで選手採点も難しくなってしまうところですが、採点していきます。
5.5が及第点の10点満点評価です。

普通に考えれば小久保がMOMだが止める

GK 小久保 6.5
後半開始時の大ピンチを防ぐなど獅子奮迅の働き。
ハイボールにも積極的に飛び出しDFを助けた。

後半途中にパスミスでスローイン献上→
その流れでCKを与える→
DFが防ぐも相手のパスミスを判断ミスで再度CK献上

の流れの時は、結構嫌な雰囲気を出してしまったが、全体的に好印象の働きぶりでした。

DF
関根 6.0
守勢に回ることが多くなる試合展開でSBに高身長の関根がいたことが大きかった。
右サイドはほぼほぼ完封できた（後半開始のピンチ以外）のが、守り切れた主因なので影のMOMの1人

高井 6.0
この世代の中でも若い選手だが川崎での経験を代表に還元できた。
クラブでも退場者がよく出るし、代表でも退場者。
まだ短い選手キャリアの中で、数的同数でない試合の経験値が異様に高くなっている気がする。

西尾 4.0
普通に報復肘打ちで退場。
代表戦でこういったプレイは、岡田JAPANの時の闘莉王以来か？
その時の相手も中国だった気がする。

木村 6.0
数的不利になってから出場。
足元もできるのが強みだが、なんとか踏ん張って競り合い相手に仕事をさせなかった。

内野 5.5
崩されるとしたらこっちサイドの雰囲気があった。
相手のSBが外に張り出しながら裏抜けをしてくるので、前の平河が押し込まれるなか、自分がどの判断をすべきかで苦しんだ。
ただ、その後の球際では負けず強さを出せたので、悪くはなかった。
（どっちかと言うと平河の判断の問題かも・・・）

藤田 6.5 MOM
小久保 本命　松木 対抗
↑がMOMの順当選出だと思いますが、
私は藤田を推したいです。

前線からの守備が変則になる中でのバランス取りに加えて、
ボール保持時に藤田のところで少し時間を作れて、体制を整えられるのが良かった。
数的不利の中で冷静でキャプテンとしての頼もしさを感じるプレイぶりでした。

A代表で早く松木を見たい

松木 6.5
退場者出すまでは、積極的にスペースに流れ込み先制点を決める。
数的不利になってからは、構えた守備から前に出てプレスしプレスバックを繰り返し、チャンスの時は真っ先に前にダッシュして厚みを作ると、強度とスタミナ面から見ても代表入れた方が良いんじゃないかと思わせるプレイでした。

平河 5.5
序盤は速さを活かしてとても良かった。
数的不利になってから前述の相手SBの裏抜けへの対処をどうするのか？の判断が曖昧だった。
ここが押し込まれて5バックを強制させられていたら、結構あぶなかった。

山田 6.0
アシストのパスで結果を出す。
キック精度を活かしての攻撃の貢献もありながら、守備が良かった

相手の3枚でのビルドアップに牽制しながらもサイドハーフをケアするという、
守備タスクをしっかりしてくれたことにより左サイドはほぼ安泰だったのが、守り切れた主因だと思っています。


細谷 5.5
存在感はほぼほぼなかった。
数的不利だからしょうがない。
でも、できれば味方のクリアをもう少し収めてくれたら嬉しかった。
でもきついか・・・

まとめ

ジョエル・小久保・松木・山田
に4人が特に良かった印象です。

あと、採点してませんが藤尾も前線で起点になってくれて良かったです。

西尾は反省しましょう。