A代表 日本1vs0北朝鮮 良い部分と悪い部分が分かりやすく出た試合

アジア杯での伊東純也報道からのゴタゴタ（記事はこちら）からの惨敗。（アジア杯の総括）
さらに、無罪が確定寸前にも関わらず、その伊東純也の不選出とこの20年で一番くらいに暗い雰囲気の森保JAPAN。

こんだけ暗い雰囲気の日本代表は、
アギーレ政権でベスト8敗退となったアジア杯直後か、
ハリル時代の末期のW杯前のヨーロッパ遠征で宇賀神を強行LSBで先発させて、退場→惨敗から解任の頃
と匹敵するくらい盛り上がらない雰囲気です。

ただ、アギーレの頃はその頃評判が良かったハリルを獲得できたこと。
ハリルの末期はすぐに本番でそれどころじゃなかったし、ロシアで活躍したこと。

っで、今みたいなモヤモヤがどんよ〜〜〜り漂っている状態ではありませんでした。

そんな状態での相手は北朝鮮。
情報が少ない不気味な相手との一戦をざっくりと振り返ります。

前半は日本代表の良い部分が出た

●日本のスタメン

GK
鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー)

DF
菅原由勢(AZ/オランダ)
板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)
伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)

MF
守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)
南野拓実(モナコ/フランス)
堂安律(フライブルク/ドイツ)
田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
前田大然(セルティック/スコットランド)

FW
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)

久保・遠藤いないし、三笘・富安も召集外と
地上波的にはアピールしづらいメンバーでのスタメンとなった。


試合は開始2分で田中のゴールで先制。
前線に前田が入ったことによりプレス強度が高まり、前でボールを奪えてディフェンスを高くできた前半は、相手陣地での試合を継続できて、日本代表の良い部分が出た試合でした。

チャンスを活かして追加点を前半で取れていれば、大差での勝利もできた試合でしたが、チャンスを逃しての後半はアジアカップを思い出す試合展開になりました。

ロングボールに弱いのは当たり前

後半直後から北朝鮮のロングボールに押し込まれる日本。
結局試合終了までこの流れは変えられませんでした。

選手交代で遠藤を入れて球際の強化。
橋岡と谷口を入れてのシステム変更で後方の跳ね返す力強化。
で、多少は改善されましたが根本の部分の改善はできませんでした。

その原因は「2列目の球際の弱さ」というかこぼれ球回収力の差

久保や堂安を初め、2列目の人材がサイズの小さい選手が多く、ボールが頭の上を行き来する試合展開になると、できることが非常に限られてしまいます。
（その中で浅野は球際で馬力があるので、惜しいシーンを作ったり貢献していましたが・・・）

ので、2列目にサイズがある程度あって走力のある選手が1,2枚欲しいです。
ただあまり候補がいないです・・・

思い浮かぶ所だと
●スコットランドでプレイする田川
●神戸の武藤
●神戸の佐々木
●京都の原(CF兼用)

あたりでしょうか。
本当に欲しいのは鹿島の鈴木優磨なのですが、来てくれないでしょう・・・

次戦は中止？

ということで、
勝利という最低条件は達成したけど、なんとも言えない雰囲気の今の代表の状態を表す結果と内容になった試合でした。

平壌HOMEの次戦は北朝鮮で開催はなしになって中立地で開催を模索中という記事が現時点で流れていますが、どうなるんでしょう？？？

選手採点もするので見てね！