A代表 日本4vs1カナダ 相手WGに日本SBが行けるようになってから好転

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9月シリーズのヨーロッパアウェーでのドイツ(記事はこちら)トルコ戦(記事はこちら)を4-1・4-2と内容そして結果ともに言うこと無しの試合で、完勝した日本代表。
誇張抜きで歴史上最強の日本代表になっている現在の日本代表の10月シリーズの第一戦の相手はちょうど一年前ごろのワールドカップ直前の壮行試合で惜敗したカナダ代表。

前回のW杯で久しぶりの本戦出場を果たすも本大会では3戦全敗とクロアチアとモロッコが勝ち抜けし、ベルギーが敗退した波乱のグループリーグを突破できなかったが、デービスなどを擁し次回のW杯の開催国でモチベーションも高いと対戦相手として申し分のない相手です!

ちなみにチュニジアは韓国とも対戦するのに、カナダは日本とだけ戦って帰国してしまいます。
なぜでしょうね?そんなに韓国が嫌いなんでしょうか??

そんな日本代表のチュニジア戦をざっくりとまとめます〜

目次

序盤のリードが良くも悪くも作用

スタメンはこちら↓
GK大迫敬介
DF中山雄太 DF町田浩樹 DF毎熊晟也 DF冨安健洋
MF/FW遠藤航 MF/FW伊東純也 MF/FW南野拓実
MF/FW田中碧 MF/FW浅野拓磨 MF/FW中村敬斗

各選手の採点は別の記事で、

試合の展開はざっくり言うと
●序盤2分に日本がいきなり先制→
●リードをして受けに回って主導権を握られる→
●大迫が焦ってPK献上するもセーブ→
●プレスの強度を上げて追加点を上げる
●4-1で試合終了

では、何が状況を好転させたかと言うと流れが悪い時間は、
相手の3-5-2のフォーメーションでの2トップに対して日本の2CBがマッチアップするので、両SBは相手のWGに対してはいかずCBのフォローを優先し日本の2WGが相手の2WGに付きましたが、結果重心が下がり深い位置からの展開で押し込まれました。

PKを止めてからはWGが相手WGについて全体を押し上げられたので、プレスがそのまま攻めのスイッチになりそこからはほぼ日本のワンサイドで試合を決めることができました。

切り替えの速さと浅野の裏抜けについていけないカナダ

前に出て行ったことの利点が2つあり、1つは出て行ったことにより球際の競り合いが増えてトランジション時の速さで優位にたてたこと。
2つ目はボール獲ってすぐの浅野の3CBの両脇裏への抜け出しにカナダCBが対応できなくて、一気に相手を押し下げられながら配置も乱せたこと。

まぁでも簡単に言いますが日本の2CBが相手の2CFとカバーなしでも完勝してしまうところが、今の日本の一番の強さなのかもしれません。それくらい冨安は相変わらずの安定感でしたし、ベルギーの首位クラブで主軸の町田の強さも素晴らしかったです。

課題もちゃんとあった

課題は2点
●序盤にリードすると受けに回る傾向があること
受けに回るのは良いのですが、相手の出方を伺ってから対処するまでが時間が少しかかりすぎです。
まぁカナダが良かったとも言えますが・・・・

●無失点ができない
最近は終盤時点で大差がついていて選手を大幅に変えるのでしょうがないのですが、もうちょっと無失点にこだわっても良いのかなとも思います。(試合を終わらせに行ってもいいかなと・・・)

ただ無失点は個人的に、ずっと無失点試合続けていたのに失点したのが大事な公式戦の決勝とかでそのまま負けるみたいな流れが他のチームを見ててもある「あるある」なのでまぁ別にそれほど大きくはないかとも思っています。

ただ、課題は出たのがとても良いことです。
これが格下のチームだと課題がないまま終わることもしばしばあり、課題がないとできることの再確認だけで終わってしまうので、今回カナダという良いチームとマッチメイクできた意義をしっかり感じられる試合でした。

まとめ

結果は完勝で内容面でも多くの組み合わせを試し、終盤は4-4-2もテストと9月の試合から続けて文句なしの試合でした。

「強い」
が率直な感想です。カナダもちゃんとしたチームでしたが、これくらいのレベルなら圧倒できるレベルになりました。(PK決められていたら分からなかったが・・・)

次回のチュニジア戦も楽しみですね!

最後まで読んでくださりありがとうございました〜〜
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