準々決勝のオーストラリア戦(記事はこちら)、準決勝のイラン戦(記事はこちら)を快勝で勝ち進んだ日本の決勝の相手は因縁の韓国!
といってもこういった国際大会の決勝トーナメントで戦うのは久しぶりな印象で2016年のオリンピック予選を兼ねたアジア杯の決勝(浅野の2得点と矢島のヘディングで0-2から3-2の大逆転した試合)以来では無いでしょうか?
ここ数年は日本が韓国との戦績は圧倒しており、3-0の圧勝が続いておりこの試合でもその勝利を続けられることに期待しながら見守りました。
「保持する日本、縦に速い韓国」を見て昔と比較してしまった
保持する日本、縦に速い韓国という日韓戦らしい構図になった展開。
それを見ているうちに自然と2000年代の頃を思い出して比べてしまった。
基本は縦に速いと書いたが韓国は近年の傾向通りにポゼッションをしたいという意向は伝わってきて後ろからビルドアップはうまくいかず日本がピンチになりかけるのは、センターライン位での球際のこぼれが韓国に渡ってそこからの速いショートカウンターのパターンのみだったので、結果的に「縦に速い韓国」になってというのが正しい。
00年代は個でのぶつかり合いでことごとく劣勢になるので、押し込まれるので結果全体が下がって韓国にもたれてジリ貧で失点が多かったのだが、最近はA代表もU17もディフェンスラインが最初のぶつかり合いで逃げないし、普通に勝つんですよね。
これが本当に心強くて韓国も勢いを持ってラフにドーンって出してくるんですけど、ぶつかり合いで負けないしいなすこともできるので、ピンチというピンチもそれほどなく前半の日本のファウルが0というスタッツから分かるように慌ててファウルなどもなプレイできました。
攻撃では韓国CBの退場した直後のFKで名和田の独特の縦回転キックのスーパーゴラッソで先制!
その後後半に入っていくつも決定機をGKに阻まれるも追加点をしっかり上げ引き離し、終了間際も決めて結果またもや3-0の快勝で優勝に輝きました!
結果として準々決勝のイランクンデのパワーゴリゴリ、準決勝のイランの10番の高さと速さを経験したことが日本にプラスに働いたように感じます。韓国も良かったが上述の二人の方が個人の力はえげつなかった(特にイランクンデ)
韓国側の審判への不満には一定の理解
韓国メデイアは下記の3つで不満を書いています。
●2枚目のイエローが厳しすぎる
●先制のFKのポイントが前すぎる
●終了間際のPKを取られなかった
2枚目のイエローはまぁ確かに少し厳し目ですけど、1枚持っているのならばあんなに軽率に飛び込んではそもそもダメなので、ミスジャッジまではいかないと思う。
FKのポイントは確かに言われてみれば大分前目でしたが、韓国の選手も誰もプレイ中言ってなかったので、これはしれっと前にした日本のファインプレーでしょう。
最後にPKの見逃しについて、
まぁこれはミスジャッジですね、思いっきりGKの後藤のミスです。
審判はボールにいったとジェスチャーしていましたが実際はボールにGKは触っていないですし・・・
まとめとW杯に向かって
優勝も嬉しいですが、東南アジアで決勝までしっかり試合できたのがインドネシアでの本大会に活きると思います。
決勝もスコールが降っていたり、そこから急に晴れたり、準決勝での雷があったり、ピッチの一部分だけ異様に荒れていたりととても特殊なプレー環境で、ヨーロッパや他の地域の代表は大分苦労すると思われる中で本大会での経験はビッグアドバンテージになるので、期待せずにはいられません!
今年開催であっという間に開催になってしまいそうですね〜〜
最後まで読んでくださりありがとうございました!