23 年間査定 サンフレッチェ広島 多彩な分戻る場所が不鮮明な弊害

最終順位3位と安定した強さを誇りながらも優勝争いにはイマイチ絡めずと、強さを誇れた反面上位2チームとの差も感じられた今シーズン。

広島の良さと課題もでた23シーズンをざっくりと振り返りたいと思います！

遅効・速攻と引き出しの多さが光った広島

サイドを基準としたポゼッションをする試合もあれば、
前線の速さを活かしたプレス型速攻もできる。

さらに前線の選手を入れ替えるだけで試合中にも可変できる。
とある程度の基本戦術はあるが、相手に合わせて多彩な攻撃と守備ができた今季の広島。

シーズン後半のガンバ戦に代表されるように、全ての面で上回って相手の心をへし折るような試合を発揮するなど、ヴィッセルやマリノスが1つのサッカーを突き詰めているのと対照的な高品質なサッカーを披露しました。

キーマンが脱落してうまくいかない時が差になった

シーズン中盤に満田が離脱した時が苦しかった。
しかし、優勝争いのマリノス・神戸はもっと離脱者が多かったのにダメージを最小限にできていた。

内容が多彩な分、苦しい時に戻ってくる場所が不鮮明だったことが苦しい時期が長引いた原因だと思う。

また、内容が良い時や相手がうまく行っていない相手だとしっかり崩して完勝できていた反面、内容は良くないけどなんとか勝った試合や内容はまぁまぁだが勝ちきれなかった試合など、チームとしての爆発力の差が最終勝ち点での「差」に直結したように感じる。

来季に向けてとまとめ

森島の移籍など選手の流出もあったが、加藤・マルコスの補強でそれももう修復済みで、骨子はもうできているので、ここから上乗せに期待できるシーズンオフ言えます。

万能型の選手が揃っている中で、一芸特化の選手を2人くらい欲しいなぁと外野から無責任に感じたりしています(^◇^;)

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